お悔やみメール 友人》例文・文例・友人の親・友人の母・友人の父・友人の祖母

友人へのお悔やみメールのページ。友人の親(友人の母、友人の父)、友人の祖母、祖父、友人の兄弟姉妹などが亡くなったときに送るお悔やみメールの例文・文例を掲載。お悔やみメールで使う敬称、お悔やみの言葉、お悔やみメッセージ文例・例文を紹介します。
また、友人から家族(父、母、祖父、祖母、兄弟姉妹)の訃報を知らせるメールを受け取った場合の返信についても、返信文例、例文も紹介します。

■1.友人あてのお悔やみメール 注意点と使い方

友人に送るお悔やみメールとは、故人の死を悼み悲しむ気持ちを伝えるメールであり、悲しみに沈んでいる友人に寄り添い励ます意味もあります。注意点と使い方は以下のとおりです。

(1-1)メールでのお悔やみは正式なマナーではなく略式

友人の家族が死亡したという連絡を受けたとき、本来であれば駆けつけて慰めたり、弔問してお悔やみの気持ちを伝えたり、それが叶わなければお悔やみ状・お悔やみの手紙を出したり、弔電を打ったりします。
 メールでのお悔やみはあくまでも正式なマナーではなく略式であることを頭に入れて使ってください。親しい間柄の相手以外には使わないようにします。
友人あてお悔やみのメールの使い方は?
現代ではメールはメッセージをすぐに送れる媒体として欠かせないツールであり、ふだんからメールを良く使う人や親しい間柄の二人にとっては「心に寄り添うメッセージ」を送ることができるツールでもあります。
しかも、読み手が都合の良い時に読むことができるため、通夜や葬儀などの一連の儀式の進行を邪魔しないというメリット・特長もあります。
新型コロナ感染症の感染拡大防止の観点からも、メールは見直されています。駆けつけて慰めることができない相手に、電話だと通夜,葬儀等忙しい相手の都合を邪魔してしまうおそれがありますが、メールであれば都合の良い時に読んでもらえる利点があります。
もちろんマナーとしては上述のとおり「弔問できなければお悔やみ状やお悔やみの手紙を出す」のが正式ですが、メールを使うメリットとして「お悔やみの手紙では堅苦しい文面になりがちなところを、メールなら単なるお悔やみの言葉だけでなく、もう一歩踏み込んでねぎらいの言葉をかけることができる」という特長があります。相手と親しいからこそ、堅苦しくない自然な言葉で「大変でしたね」とねぎらうときにも使いやすいと言えます。
 

(1-2)友人あてお悔やみメール、スマホあてとパソコンあての違いは

短い文章のメールに適しているスマホ。ある程度長いメール文でも可能なパソコン。ツールの特徴を生かして使いましょう。
1. スマホや携帯あてなら短く簡潔なメールでもOK
(1)長いメールより、短い文章で気持ちを伝える。
 「お悔やみ申し上げます。色々大変でしょう。大丈夫?」
こんな短い文章が許されるのも、スマホや携帯ならではです。
格式張らない普段の言葉遣いでも、相手と親しければOKです。
 
(2)送るメールが短文なら、先方の返信も短文で済む。
 丁寧なメールには丁寧なメールで返信したくなるもの。逆に短いメールのほうが返信する側も簡単な返信で済ませられるものです。通夜・葬儀で忙しい相手には返信が短文で済むようにこちらから短文で送るのも、思いやりの一つと言えます。
 シンプルに「返信不要」と書き添えるのも良いでしょう。
(3)やり取りを望むならライン、も有り。
 ごく親しい友人に対して、先方が葬儀も済み落ち着いた頃に送るのであれば、メールに限らずライン(LINE)でメッセージを送ることもあります。ただしマナーとしてはライン(LINE)も略式となりますので注意して使って下さい。
2. パソコンあてメールなら、お悔やみ状に準ずる丁寧な内容も書ける。
(1)スマホや携帯あてメールよりは、少し丁寧なメールを心がける
 パソコンあてメールの場合には長文も送ることができるため、お悔やみ状に準ずる程度の、やや丁寧なメールを心がけます。
(2)タイムロスを頭に入れる
 メール文も少し時間をかけて作文することができますが、パソコンあてのメールについては相手が落ち着くまでメールが目に触れない可能性があること(友人に読んでもらえるまで時間がかかる可能性があること)を頭に入れて作文します。

(1-3)友人あてお悔やみメール、使ってはいけない忌み言葉とは?

葬式や葬儀では、不吉な意味を連想させる言葉は、「忌み言葉(いみことば)」と呼ばれ、使用しないのがマナーです。メールだけでなく、お悔やみの手紙や電報、弔辞やお悔やみの挨拶文でも同様ですので参考情報としてご紹介しておきます。
死や不幸がくり返されることのないように、縁起を重んじます。
忌み言葉の例解説
重ね重ね、たびたび、またまた、しばしば死や不幸が「くり返される」ことを意味するので、くり返し言葉は使わないようにする。
再三、再び、重ねて、続いて死や不幸が「くり返される」ことを意味するので、繰り返しをさす言葉は使わないようにする。

(1-4)故人についての敬称は?

お悔やみメールで用いられる敬称

弔電やお悔やみ状では、文中で以下のような敬称を使います。
例えば友人の母が亡くなった場合には、故人に対し下記のように用います。
ご母堂様のご逝去を悼み、心からお悔やみを申し上げます。
メールの場合は歴史が浅いため、厳密に言えばこうした敬称を用いるかどうかまでマナーが固定してはいませんが、先方とのお付き合いの程度によって使用するかどうか判断してください。
友人と故人との続柄敬称
友人の父ご尊父[そんぷ]様、お父様、お父上(様)、御尊父様
友人の妻の父
友人の夫の父
御岳父[がくふ]様、(御岳丈[がくじょう]様)、御義父様、お義父様
友人の母ご母堂[ぼどう]様、お母様、お母上(様) 、御母堂様
友人の妻の母御岳母[がくぼ]様、 御丈母[じょうぼ]様(丈母は妻の母、夫の母いずれも使う)、御義母様、お義母様
友人の夫の母御丈母[じょうぼ]様、御義母様、お義母様
友人の祖父ご祖父様、御祖父様
友人の祖母ご祖母様、御祖母様
友人の夫ご主人様、ご夫君様、御主人様、御夫君(様)
友人の妻ご令室[れいしつ](様)、ご令閨[れいけい](様)、御令室(様)、御令閨(様)
友人の息子ご子息(様)、ご令息(様)または名前「◯◯様」
友人の婿ご令婿[れいせい](様)、御令婿(様)または名前「◯◯様」
友人の娘ご息女(様)、ご令嬢(様)または名前「◯◯様」
友人の姉
友人の兄
御姉様、御兄様、または名前「◯◯様」
友人の弟
友人の妹
御妹様、御弟様、または名前「◯◯様」
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■2.お悔やみのメール文例集

親しい友人あてのお悔やみメールの文例を紹介します。

(2-1)お悔やみメール 友人の母が亡くなった場合(友達の母が逝去)

・スマホ、携帯あて
お母様の訃報に接し、突然のことで驚いています。心からお悔やみ申し上げます。
お母様のこと…ご愁傷様でした。心からお悔やみ申し上げます。
つらいときに連絡ありがとう。
ご迷惑でなければお悔やみに伺いたいのですが…。
お母様の訃報に驚いています。一番つらいときにメールしてごめんなさい。何かできることがあれば遠慮なく連絡下さい。ご冥福をお祈りします。
突然の訃報に驚いています。お母様…まだお若いのに残念でなりません。心からお悔やみを申し上げます。
このたびはご愁傷様です。突然のことで色々と大変でしたね。お母様のご冥福をお祈りします。


※「ご愁傷様」について…昔はスマホあてのメールという手段そのものがありませんでした。「ご愁傷様です」という言葉は遺族との会話の時にしか使えないという考え方をする地域もあります。普段のお付き合いの中で、メールでお悔やみを伝えるほど親しい間柄であれば問題ないとも考えられますが、使用するかどうかは個人でご判断ください。

・パソコンあて

このたびはご愁傷様でした。
お母様のご逝去を悼み心からお悔やみを申し上げます。
ご葬儀にも伺えず本当に申し訳ありません。
今はご遺族として大変だと思いますが、
無理をせず、時間が取れるようになったらまた連絡ください。

それまで返信不要です。

気持ちをしっかり持って
体にだけは気をつけて下さい。

お母様ご逝去の報に接し、驚いています。
一番つらいときにメールしてごめんなさい。
お通夜もご葬儀も家族だけでされると聞きました。
私もここで一緒にご冥福をお祈りしたいと思います。
ご冥福をお祈りします。

(2-2)お悔やみメール 友人の父が亡くなった場合(友達の父が逝去)

・スマホ、携帯あて
お父様の訃報に接し、心からお悔やみを申し上げます。
ご冥福をお祈りします。

お父様のこと、◯◯さんから聞きました。心からお悔やみ申し上げます。
気さくなお人柄で周りから慕われていました。
寂しくなります。

お父様の訃報に接し驚いています。
ご逝去を悼みご冥福をお祈りします。
お父様のことご愁傷様でした。
心からお悔やみを申し上げます。
大変なときにメールをしてすみません。返信不要です。
知らせてくれてありがとう。突然の訃報に驚いています。
お父様のご冥福をお祈りします。
・パソコンあて

お父様のご逝去を悼み心からお悔やみを申し上げます。
ご葬儀にも伺えず本当に申し訳ありません。
野球がお好きだったお父様…。
お酒をご馳走になったときの楽しかった思い出が
今でも心に残っています。
ご冥福をお祈りします。

お父様ご逝去の報に接し、驚いています。
通夜もご葬儀も家族だけでされると聞きました。
一番大変な時だと思うので、お手を煩わせないように
メールを送ることにしました。
お父様のご逝去を悼み心からお悔やみを申し上げます。
ご冥福をお祈りします。
(メールでのお悔やみとなりましたこと、ご容赦下さい。
返信不要です。)

(2-3)お悔やみメール 友人の祖母が亡くなった場合(友達の祖母が逝去)

下記の文中の御祖母様は、御祖父様に入れ替えて利用可能です。
御祖母様の突然のご逝去に驚いています。
おばあちゃん子だったあなたのこと、さぞお寂しいでしょう。
心からご冥福をお祈りします。

お祖母様のご逝去の報に驚いています。
お元気でいらしたのに残念でなりません。
ご冥福を心からお祈り申し上げます。

御祖母様のご逝去を悼み心からお悔やみを申し上げます。
以前、一緒に旅行したときのお写真を拝見したことがあります。
本当に楽しそうで、笑顔が似合う素敵な御祖母様でした。

ご冥福をお祈りします。

御祖母様のご逝去を悼み謹んでお悔やみを申し上げます。
優しいご家族に囲まれて、穏やかに過ごされ
天寿を全うされたとお聞きしました。
故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
(メールでのお悔やみとなりましたこと、
 何卒ご容赦下さい。返信不要です)

御祖母様のご逝去を悼み謹んでお悔やみを申し上げます。
いつも本当にお優しい御祖母様だったとのこと。
寂しくなりますね。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

(2-4)お悔やみメール 友人の祖父が亡くなった場合(友達の祖父が逝去)

下記の文中の御祖父様は、祖母に入れ替えてご利用可能です。
御祖父様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみを申し上げます。
葬儀等でお忙しいことでしょう。
あなたのことだから、気遣い・心遣いも含めて
体も無理をしているのではと心配しています。
このメールを読んで、ほんの少しでもホッとしてくれたら嬉しいです。
故人のご冥福を心からお祈り申し上げます。

お祖父様ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみを申し上げます。
故人のご冥福を心からお祈り申し上げます。

御祖父様のご逝去を悼み心からお悔やみを申し上げます。

お別れに沢山の弔問者が来られたと聞きました。生前のお人柄が偲ばれます。

謹んでご冥福をお祈りします。

御祖父様のこと、ご愁傷様でした。
長い間介護をして来られたご家族の皆様の優しさに包まれて
心安らかに眠られることでしょう。
ご冥福をお祈り申し上げます。

御祖父様のご逝去の報に驚いています。
◯◯さん(あなた)を人一倍可愛がっておられる
優しい御祖父様でした。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

(2-5)お悔やみメール 友人の兄弟姉妹が亡くなった場合(友達の兄弟姉妹が逝去)

下記の文中の兄弟姉妹は限定するものではありません。他の兄弟姉妹に入れ替えてご利用可能です。
御兄様(または「お名前」様)のご逝去を悼み謹んでお悔やみを申し上げます。
私にとっても頼れる兄貴のような存在でした。寂しくなります。
故人のご冥福を心からお祈り申し上げます。

御姉様(または「お名前」様)ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみを申し上げます。学生の頃から御姉様には大変お世話になりました。きちんとお礼を申し上げる機会のないままこのようなことになり残念でなりません。
今はただ心安らかにと願うばかりです。
故人のご冥福を心からお祈り申し上げます。

御弟様(または「お名前」様)のご逝去を悼み心からお悔やみを申し上げます。

まだお若い年齢と、遺されたご遺族のお気持ちを思うと残念でなりません。
お忙しいことと思いメールでのお悔やみとさせていただきました。
失礼の段ご容赦下さい。
故人のご冥福を心からお祈り申し上げます。

御妹様(または「お名前」様)のご逝去を知り驚いています。
あなたやご家族の気持ちを考えると、言葉がみつかりません。
何かできることがあればいつでもご連絡下さい。
ご冥福をお祈りします。