お悔やみの手紙とは、故人の死を悼む言葉を遺族または関係者に伝える手紙です。もしあなたが通夜や葬儀に参列した場合には、お悔やみの手紙を出す必要はありません。遠方などのやむを得ない事情や、コロナ禍で通夜・葬儀に参列できないとき、または喪中はがきなどで後日になって訃報を知った場合などはお悔やみの手紙を出しましょう。
ここでは短いお悔やみの手紙の例文、文例を紹介します。
[ 時候の挨拶 月別 ] | |||||
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1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
[ ビジネスの時候の挨拶 ] | |||||
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
[ 時候の挨拶 やわらかい表現 ] | |||||
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
[ 時候の挨拶 カジュアルな表現 ] | |||||
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
[ 季語 ] | ||||
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新年の季語 | 春の季語 | 夏の季語 | 秋の季語 | 冬の季語 |
[関連ページ] |
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※ お悔やみの手紙、お悔やみ状 > |
※ お悔やみの手紙 親戚 > |
※ お悔やみの手紙 友人 > |
※ お悔やみの手紙の便箋 > |
※ お悔やみの手紙の封筒 > |
※ 香典を送るときの短いお悔やみの手紙> |
※ 封筒の書き方 > |
※ お悔やみメール(友人)> |
※ お悔やみの言葉 メール 親戚> |
※ お悔やみの言葉 メール 同僚 > |
※ お悔やみの言葉 友人へ ライン > |
※ お悔やみの言葉 後日 > |
1.短いお悔やみの手紙に使う敬称は? |
親族が亡くなった場合には一般的には通夜や葬儀に参列します。また、親しい友人の家族が亡くなった場合にも通夜または葬儀に参列することがあるのですが、それがかなわない時にお悔やみの手紙を書きます。故人が親族の場合には普段どおりの呼び方で手紙を書くのが良いでしょう。 【手紙の宛先が親族ではない場合】・故人が他人の場合(一般的なお悔やみの手紙を書くとき)には、故人を表す言葉に敬称を用います。 例えばご母堂様のご逝去を悼み、心からお悔やみを申し上げます。 このように 「お母様」の部分を「御母堂様」と書いたりします。 【手紙の宛先が親族の場合】・親しくお付き合いがあった親戚あてのお悔やみ状の場合には、堅苦しい表現よりも、今まで使っていた呼び方を使う方が良いでしょう。 例えば以下のような形です。大ばあちゃんにもう会えないと思うととても寂しいです。心からお悔やみを申し上げます。 以下のように名前を使うのもオーケーです。華子おばさまのご逝去を悼み、心からお悔やみを申し上げます。 |
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2.お悔やみの手紙 短い例文・簡単な文例 |
友人に出すお悔やみの手紙の短い例文をご紹介します。 |
お悔やみの手紙の構成 | |
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普通の手紙とは違い、冒頭に時候の挨拶を書いたり自分の近況を述べたりするのはNGです。用件だけ(お悔やみの言葉や遺族をいたわる言葉だけ)を書きます。 他の用件や、追伸文などは一切書きません。 | |
1)書き出しはお悔やみの言葉を書く | |
・頭語は書かない | 拝啓、謹啓などの頭語は書かない |
・時候の挨拶文は書かない | 季節をあらわす挨拶の言葉は書かない |
2)弔問に伺えないお詫びを述べる | |
・弔問に伺えない理由は詳細に書く必要はない | ごく簡単にお詫びを述べる。例えばもし結婚式などの祝い事と重なる時には「やむを得ない事情で」などと書く |
3)遺族に対し、励ましや気づかう言葉 | |
・心をいたわり、身体を気づかう | 「お力をお落としのことと存じますが、どうぞお気を強くお持ちになり、くれぐれもご自愛下さい」など |
4)もし香典を同封する場合には、そのことにも触れる | |
・香典を入れたのし袋を同封します。 | 香典を入れない場合には省略する。香典を入れる場合には「同封のものは心ばかりですが、おばあ様がお好きだったお花などお供えください。」などと書きます。 |
★香典の表書き… 宗教がわからないときには「御霊前」「御供物料」など ★参考ページ「香典の書き方」「香典の金額相場」 |
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(2-1)短いお悔やみの手紙(友人) |
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▼友人の家族が亡くなった場合の、短いお悔やみの手紙を想定しています。 文章が短いので、はがきに書いて送るのも良いでしょう。 例文中の(かっこ)には、上述の「お悔やみの手紙で用いられる敬称」を参考に故人の敬称を入れてください。 (御母堂)様のご逝去を悼み謹んでお悔やみを申し上げます。お世話になった思い出やお人柄を思うにつけ、本当に残念でなりません。 本来であればご弔問に伺うべきところ、略儀ながら書中にてお悔やみを申し上げます。 (御尊父)様ご逝去の報に接し、どれほどお悲しみのことかとお察し申し上げます。 このたびの突然の訃報に接し、心からお悔やみを申し上げます。 |
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(2-2)短いお悔やみの手紙(ビジネス) |
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▼会社、職場の上司、部下、同僚などの家族が亡くなった場合、あるいはビジネス上でお付き合いのある相手の家族が亡くなった場合の、短いお悔やみの手紙を想定しています。 文章が短いので、はがきに書いて送るのも良いでしょう。 例文中の(かっこ)には、上述の「お悔やみの手紙で用いられる敬称」を参考に故人の敬称を入れてください。 突然の訃報に接し、謹んでお悔やみを申し上げます。 (御尊父)様ご逝去の報に接し大変驚いております。ご遺族の皆様のご心痛はいかばかりかと存じます。 このたびの訃報に接し、心からお悔やみを申し上げます。 このたびの◯◯様ご逝去の報に接し、哀悼の念に堪えません。 本来であればご弔問に伺うべきところ、略儀ではございますが書中にてお悔やみを申し上げます。故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 (貴社代表取締役 ◯◯◯◯様)ご逝去のお知らせを承り、驚きと悲しみを深くしております。ご遺族の皆様をはじめ、社内の皆様のご心痛はいかばかりかと拝察いたします。私共もご生前より格別のご厚情を賜りながら、さしたるお礼も叶わずご逝去の由、痛恨の極みでございます。 本来であればすぐにでも弔問にお伺いすべきところですが、遠路ままならず、略儀ながら書中をもちましてお悔やみを申し上げる次第でございます。 ご冥福を心よりお祈り申し上げます。 |
(2-3)短いお悔やみの手紙(親戚) |
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▼親戚の人が亡くなった場合の、短いお悔やみの手紙を想定しています。 文章が短いので、はがきに書いて送るのも良いでしょう。 s故人が親族なので、例文中の(かっこ)には、名前やふだんの呼び方、あるいは上述の「お悔やみの手紙で用いられる敬称」を参考に故人の敬称を入れてください。 このたびの訃報に接し、心からお悔やみを申し上げます。お世話になった(秀明おじさんの)思い出やお人柄を思うにつけ、もう一度お会いしたかったという思いばかりが募り、本当に残念でなりません。 本来であれば弔問に伺うべきところ相叶わず、本当に申し訳ありません。甚だ略儀ながら書中をもちましてお悔やみを申し上げる次第です。 故人のご冥福を衷心からお祈り申し上げます。 このたびの突然の訃報に接し、驚きと悲しみを深くしております。 (美知子おばあ様)の訃報に接し、心からお悔やみを申し上げます。 |
(2-4)短いお悔やみの手紙(一筆箋でも使える) |
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▼ごく一般的な内容のみの、短いお悔やみの手紙です。一筆箋に書いて香典と一緒に送るときなどにも使うことができます。 もし香典を添える場合には、一筆箋は専用封筒に入れた上で、香典と一筆箋封筒を一緒に書留封筒などに入れます。 (ご母堂様)のご逝去を悼み、謹んでお悔やみを申し上げます。 (御尊父)様ご逝去の報に接し大変驚いています。ご遺族の皆様のお悲しみを思うと哀惜の念に堪えません。
このたびの訃報に接し、心からお悔やみを申し上げます。 ◯◯様ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみを申し上げます。 (御祖母)様ご逝去の報に接し、驚きと悲しみに堪えません。 ご遺族の皆様に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 |
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3.後日になって知った時の お悔やみの手紙 |
喪中はがきが届いた場合など、後日になって訃報を知った場合に送るお悔やみの手紙の短い文例をご紹介します。 |
(3-1)短いお悔やみの手紙(友人)後日になって知った時 |
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▼友人の家族が亡くなったことを後日になって知った場合の、短いお悔やみの手紙を想定しています。 文章が短いので、はがきに書いて送るのも良いでしょう。 例文中の(かっこ)には、上述の「お悔やみの手紙で用いられる敬称」を参考に故人の敬称を入れてください。 (ご尊父様)のご逝去を悼み謹んで哀悼の意を表します。一番つらい時期にお悔やみの言葉も申し上げず大変失礼いたしました。流れゆく時が少しずつでも悲しみを癒やしてくれることを祈るばかりです。 このたびはご丁寧なご挨拶状をありがとうございました。お悔やみも申し上げず大変失礼いたしました。 |
(3-2)短いお悔やみの手紙(親戚)後日になって知った時 |
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▼親戚の人が亡くなった場合の、後日になってから送る短いお悔やみの手紙を想定しています。 文章が短いので、はがきに書いて送るのも良いでしょう。 s故人が親族なので、例文中の(かっこ)には、名前やふだんの呼び方、あるいは上述の「お悔やみの手紙で用いられる敬称」を参考に故人の敬称を入れてください。[かっこ]の中は、ご焼香に伺うという内容です。不要な場合は削除してください。 (◯◯おばさまの)ご逝去を悼み心からお悔やみを申し上げます。ご葬儀にも伺えず申し訳ありませんでした。 おばさまの思い出やお人柄を思うにつけ、もう一度お会いしたかったという気がしてなりません。[折を見てご焼香に伺いたいと思います] 今ひとたび故人を偲びつつ、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 (◯◯おじい様の)ご逝去を悼み心からお悔やみを申し上げます。ご葬儀の際には伺えず申し訳ありませんでした。 この頃はよくお祖父様のお顔を思い出します。故人が心安らかにおられるよう私も皆さんと心を一つにしてお祈りしています。 ご冥福を心よりお祈り申し上げます。 [かっこ]の中は、親族の訃報を知らずにいた場合や、親族の葬儀に参列しなかった場合を想定しています。通夜や葬儀に参列した場合には削除してください。 このたびはご丁寧なご挨拶状をありがとうございました。 |
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