お礼の手紙の書き方 親戚》例文・堅苦しくないお礼状とお礼の言葉

お礼の手紙の書き方 親戚

お礼の手紙の書き方・親戚への手紙の例文ページ。 親戚のおじさん(伯父さん叔父さん)、おばさん(伯母さん叔母さん)への堅苦しくないお礼状とお礼の言葉を紹介します。 ごく一般的な「お小遣いをもらったお礼の手紙」をはじめ、入学祝いや合格祝いのお礼の手紙、結婚祝いのお礼の手紙、出産祝いのお礼の手紙、お見舞いのお礼の手紙などの書き方と文例を紹介します。




1.親戚へのお礼の手紙、書き方のポイントは?

・親戚の人へのお礼の手紙、ふだんからお付き合いのある相手なら堅苦しく考える必要はありません。できれば近況報告を書き添えます。

 

親戚へのお礼の手紙の書き方のコツ

便箋にこだわらず、はがきでも絵はがきでもOK。ただし手書きしたい。
親戚へのお礼の手紙は、便箋またははがきに手書きをします。基本的に縦書き、横書き、どちらでも構いません。絵はがきや、絵入りはがき、季節感のあるイラスト入りはがきを活用するのもおすすめです。
自分の年令や、相手とのお付き合いの程度に合わせて敬語や丁寧語を使う
書き手であるあなたが小学生の場合、ふだんから親しくお付き合いのある親戚であれば敬語を使わずに文章を書いても失礼にはあたらないでしょう。一般的には中学生、高校生になった頃から、親戚へのお礼の手紙には相手とのお付き合いに応じて敬語や丁寧語を使うようにします。
相手の健康を願う言葉や今後のおつきあいをお願いする言葉を入れる
親戚のおじさん、親戚のおばさんとのお付き合いは一生続くもの。「お元気で・元気でね・お元気でお過ごしください」「またね・また会えるね・また会おうね」「これからもよろしくお願いします・これからもよろしくね」などの言葉を入れます。

 
 
 
 
 
 
 

2.親戚のおじさん、親戚のおばさんへのお礼の手紙 例文・文例

親戚へのお礼の手紙について、ケース別の例文を紹介します。

 

(2-1)お小遣いのお礼の手紙、お年玉のお礼の手紙

[小学生の手紙 お年玉のお礼]

おじさん、おばさんへ

 お年玉をありがとう。ママと相談して、本を2冊買いました。

 今年のお正月には会えなかったけど、来年は会えるといいね。

 おじさん、おばさんも元気でね。かぜをひかないでね。

 

[お年玉のお礼の手紙]

 おばさん、お元気ですか?先日はお年玉をありがとうございました。今は受験生なので、とりあえず大切に貯金しました。

 今年の冬休みはあっという間に終わってしまいもうすぐ入試です。うちの母は自分のことのように心配していますが、父は「いざとなったら公立でいいじゃないか」とのんきなことを言って、母に叱られています。私はとにかく早く終わってのんびりしたいなぁと思っています。おばさんも応援してくれているし、頑張らなくちゃ、ですね。

 次回は笑顔で会えることを楽しみにしています。おばさんもどうかお元気でお過ごしください。ありがとうございました。

 
 
 

(2-2)成人祝いのお礼の手紙

 寒中お見舞い申し上げます。

 このたびは成人祝いをありがとうございました。知らない間に年齢だけ一人前になってしまいました。自分でも信じられません(汗)。

 学生生活の方はそれなりに順調です。一応何とか卒業できると思うのですが、今頃になっても将来進みたい方向が見つからず、焦ってもいます。
学生のままでずっとみんなと一緒に過ごせたら楽しいなと思いますが、両親のスネもだんだんと細くなってきたので(笑)、ここ一年くらいで自分の進路を定めなくてはと思っています。成人式も迎えたことですし、これからは大人としての自覚と責任を持って行動しなくてはならなくなりました。まだまだ未熟で教えていただくことばかりですが、これからもどうぞよろしくお願いします。
 しばらくは寒い日が続きますが、どうかご自愛下さい。

 ◯◯ちゃんにもよろしくお伝えください。

 

 
 
 
 
 
 
 

(2-3)結婚祝いのお礼の手紙

 拝啓 木々が美しく色づく季節となりました。お変わりなくお過ごしでしょうか

 このたびは、素敵な結婚祝いをありがとうございました。サイズも色もピッタリでとても気に入りました。大切に使いますね!

 早いもので結婚式まであと1ヶ月となりました。子供の頃から憧れていたウェディングドレスを着る瞬間が、今から待ち遠しいような、怖いような、緊張感ばかりが募っています。

 結婚したらおばさんたちのような“友達夫婦”になるのが私の夢です。夫婦ふたりで仲良く年をとって行けたらいいなと思っています。 おじさん、おばさんには子供の頃からとっても可愛がってもらいましたが、どうか結婚してからも変わらぬ優しさで見守っていてください。これからも引き続きよろしくお願いします。

 取り急ぎ、お礼を申し上げたくペンを摂りました。ありがとうございました。

敬具  

 
 
 

(2-4)出産祝いのお礼の手紙

前略

 このたびはお祝いを頂きましてありがとうございました。おかげさまで母子ともに健康で、◯月◯日に無事に退院しました。名前は裕海(ゆみ)と言います。宜しくお願いします。

 うちの両親はすでにジジ馬鹿ババ馬鹿ぶり全開で写真を摂りまくっています。同封の一枚は父が写した渾身のベストショットです。皆それぞれ自分に一番似ていると主張しているのですが、いかがでしょうか(笑)。ともあれ今はただ健康に育ってほしいと願っています。

 お正月には新しい家族を直接ご紹介できると思います。取り急ぎ書面にてお礼申し上げます。ありがとうございました。

草々  

・文中で「お祝い」と述べている部分が「出産祝い」を指します。
「出産祝いをありがとうございました」

「お心づかいを頂きましてありがとうございました」などと書くことも多いようです。

・出産祝いのお返しとして、「内祝い」の品物にお礼状を添えて贈ることもあります。

 
 
 
 
 
 
 

(2-5)入学祝いのお礼の手紙

拝啓

 桜の花が満開となりました。お変わりなくお過ごしでしょうか。

 このたびは入学祝いをありがとうございました。おかげさまで住むところも決まり、今は引越しの荷造りを進めているところです。この1年、おじさんとおばさんにも色々とご心配をおかけしましたが、なんとか大学生になれそうです。初めての独り暮らしで寂しい気持ちもありますが、悔いの無い学生生活を送りたいと思っています。どうかこれからもご指導のほどよろしくお願いします。

 本来であれば直接お礼を申し上げるべきところ、書面にて失礼いたします。おじさん、おばさんもお元気でお過ごしください。ありがとうございました。
敬具  
  令和◯年三月◯日
見本太朗
◯◯◯◯様
   ◯◯様

 

・新大学生がおじさん、おばさんに出すお礼の手紙なので、「桜の花が〜」という時候の挨拶を入れました。
・時候の挨拶の参考ページはこちら>>>

 
 
 

(2-6)堅苦しくないお礼状とお礼の言葉

[メールやLINEなどで使える、簡単なお礼の言葉の例]

 

おばさんへ(おじさんへ)

色々ありがとう。また遊びに行きますね。

おばさんも元気で。おじさんたちにもよろしくね!

 

[メールで使える、簡単なお礼の言葉の例]

昨日はごちそうさまでした。美味しいお料理ばかりで、すっかり遅くまでお邪魔してしまってすみませんでした。

また次回会える日を楽しみにしています。これから暑くなりますが、おばさんもお元気で!おじさんにも宜しくお伝えください。ありがとうございました。

 

[堅苦しくない簡単なお礼状 親戚へ]

◯◯様

 すっかりご無沙汰しています。お元気ですか?
先日は◯◯をありがとうございました。(家族で)美味しく頂きました。いつも珍しいものや美味しいものを、ありがとうございます。「うまいもん」に関しての目利きはさすが、と思います。これからもよろしく(笑)お願いします。

 また次回会える日を楽しみにしています。季節の変わり目につき、ご自愛下さい。