祖父母の香典の相場はいくら包めばいいの?祖父母の香典の金額は?

祖父母の香典の相場はいくら包めばいいの?祖父母の香典の金額は?
あなたの祖父母が亡くなった場合の香典の金額相場を解説します。自分の祖父の香典、自分の祖母の香典金額だけでなく、妻の祖父母、夫の祖父母(嫁の祖父母、旦那の祖父母)の香典、夫婦で参列する場合や、孫一同で香典を包む場合などを解説します。
また、会社関係で、上司の祖父母、同僚の祖父母、部下の祖父母の香典も解説します。

1. 祖父母の香典 金額の相場は?(自分の祖父、自分の祖母)

祖父母の香典の金額の相場について解説します。ご自分の祖父、祖母とのふだんのお付き合いの程度や、同居していたか、別居かなどでも金額が変わるほか、地域によっても異なります。
Q.祖父母が亡くなったとき、あなたがまだ学生なら?
 あなたがまだ学生の場合には両親に扶養されており、両親が香典を出すため、孫のあなたは香典を出さないという考え方が一般的なようです。
 社会人になったら香典を出しましょう。
Q.孫一同で香典を包む場合は?
 孫の人数が4名以上になる場合、例えば同世代の孫たちで同じ額ずつ出して「孫一同」という形で御香典を包んでもよいでしょう。人数が少ない場合には連名の形で氏名を書きます。
Q.同居している孫なら?
 お世話になったご縁の深さを考えると、祖父・祖母と同居している孫および同居していた孫は香典の金額も多くなるようです。ただし、同居の孫で葬儀費用をいくらか負担した場合には香典を出さないこともあります。両親と良く相談してください。

祖父母の香典 金額相場

あなたの年代とお香典金額相場 [金額単位:円]


あなたと故人との関係

あなたの年齢
20代30代40代<50代以上
あなたの祖父母同居10,000〜10,000〜30,00030,000〜50,00030,000〜
別居10,00010,000〜30,00030,000〜50,00030,000〜
現在は別居だが内孫10,000〜10,000〜30,00030,000〜50,00030,000〜

2. 妻の祖父母、夫の祖父母の香典 配偶者の祖父母の香典
金額の相場は?(嫁の祖父母、旦那の祖父母、)

あなたが結婚している場合、配偶者の祖父母(夫や妻の祖父母の香典、義理の祖父母の香典)の香典は、普段のお付き合いの程度によって決まります。

配偶者の祖父母の香典 金額相場

あなたの年代とお香典金額相場 [金額単位:円]


あなたと故人との関係

あなたの年齢
20代30代40代<50代以上
配偶者の祖父母、
妻の祖父母、
夫の祖父母、
義理の祖父母
嫁の祖父母、旦那の祖父母
同居10,000〜10,000〜30,00030,000〜50,00030,000〜
別居10,00010,000〜30,00010,000〜50,00010,000〜
現在は別居だが内孫10,000〜10,000〜30,00030,000〜50,00030,000〜

3. 夫婦で出席する場合の香典の金額は?

祖父母の通夜・葬儀に夫婦で出席する場合の香典金額の相場を紹介します。香典の金額は、故人とのおつき合いの深さや、贈り主の年齢によって異なります。 下記はごく一般的な香典代のめやすとなる金額です。

祖父母が亡くなったときの香典 金額相場

夫婦で出席するとき

夫婦連名の香典

故人(祖父母)と夫婦で親交があった場合には、夫の名前で香典を包むほか、夫婦連名で出すこともあります。結婚して独立している孫が孫夫婦からという形で香典を包むケースは、例えば内孫であったり、或いは内孫外孫にかかわらずふだんから故人(祖父または祖母)にお世話になっていた場合などです。
金額の相場は、夫婦連名で1万円〜ですが(交流があまり無かった場合は5,000円〜)、2万円という偶数の金額の香典を包むのに抵抗がある場合には、現金で10,000円、プラス10,000円の供花をお供えするというのも良いでしょう。
そのあとの会食まで出席する場合には2名とも出席するかどうか(夫婦で会食に出席するか否か)により3万円(最低でも2万円〜)がめやすとなります。

4. 孫一同で祖父母の香典を包む場合は?

孫の数が多い場合などに、孫一同として香典を出すことがあります。もし個々人で香典を出す場合には、他にも通夜・葬儀に出席する孫がいれば金額を相談するのも良いでしょう。
また、葬儀・告別式のあとで行われる会食に出席する場合にはその分の相応の金額を包む必要があります。

祖父や祖母の葬儀に供花を贈る [孫一同名で]

ポイント
●トータルの金額に端数が出ないことが大事です。孫が数名でお金を出し合って香典を用意する場合には、香典の金額は、数万円単位のキリの良い金額になるようにします。
合計額が1.3.5など奇数で包むのが慣例(※)ですが、本来は2万円という香典は問題ありません( ※ただし地域によっては、あるいは人によっては香典で2万円という偶数を気にする考え方もあります。)。
●香典は現金に限らず、子供一同、孫一同などの名で供花を贈ることもあります。通夜や葬儀の時、おじいさまやおばあさまがお好きだったお花を飾るのも良いでしょう。4名のときに、ひとり1万円ずつ出し合えば4万円となりますが、4いう数字が良くないので(四・し=死を連想することから避ける)、現金3万円と供花1万円といった形も良いでしょう。

5.会社関係の香典(上司の祖父母、同僚の祖父母、部下の祖父母)

会社の上司の祖父母、同僚の祖父母、部下の祖父母の香典の相場を紹介します。
たとえば「家族ぐるみのお付き合いをしている」「職場だけでなくゴルフの仲間でもある」「釣りに一緒に行く」「仲人をした」「仲人をしてもらった」など親しい間柄でなければ祖父母の香典を出すことはありません。
以下は香典を出すなら、という前提の金額の相場です。

勤務先・職場の上司 同僚 部下の祖父母(祖父・祖母)
香典の金額の相場はいくら?

 [単位:円]

あなたとの関係

贈り手のあなたの年代とお香典相場
20代30代40代50代〜
上司の祖父母(祖父・祖母)(0または)
3,000〜5,000
(0または)
3,000〜5,000
(0または)
3,000〜5,000
(0または)
3,000〜5,000
原則として、上司と同居している祖父母が死亡した場合でなければ香典を出すことはほとんどありません。もしも香典を出す場合は上記の通りです。
同僚の祖父母(祖父・祖母)(0または)
3,000〜5,000
(0または)
3,000〜5,000
(0または)
3,000〜5,000
(0または)
3,000〜5,000
原則として、同僚と同居している祖父母が死亡した場合でなければ香典を出すことはほとんどありません。もし香典を出す場合は上記の通りです。
部下の祖父母(祖父・祖母)(0または)
3,000〜5,000
(0または)
3,000〜5,000
(0または)
3,000〜5,000
(0または)
3,000〜5,000
原則として、部下と同居している祖父母が死亡した場合でなければ香典を出すことはほとんどありません。もし香典を出す場合は上記の通りです。