三千円の香典の金額の書き方のページ。香典を包む時には、入れた金額を中袋に漢字で縦書きします。通常は金額を大字(だいじ)や旧字体で書きます。ここでは、香典でよく使われる三千円の書き方を解説します。
なお、中袋ありの場合と中袋なしの場合や、縦書きおよび横書きで書く場合の香典の金額の書き方を解説します。
なお、中袋ありの場合と中袋なしの場合や、縦書きおよび横書きで書く場合の香典の金額の書き方を解説します。
目次
[参考ページ] |
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※ 香典の書き方>>> |
※ 香典袋の種類>>> |
※ 香典の金額 相場>>> |
※ 香典の金額 相場(祖父・祖母)>>> |
※ 香典の金額 相場(兄弟姉妹、兄弟姉妹の義父義母)>>> |
※ 香典の金額 相場(親戚、甥姪、嫁の祖母・祖父)>>> |
※ 香典の金額 相場(おじおば、伯父,叔父,伯母,叔母)>>> |
※ 香典の金額 相場(いとこ,いとこの配偶者,いとこの子)>>> |
※ 香典の金額 相場(友人)>>> |
※ 香典の金額 相場(友人の親)>>> |
※香典の金額 相場(親)>>> |
※ 香典の金額 相場(上司、同僚、部下本人、その親・祖父母)>>> |
※ 香典の金額 相場(嫁の親、妻の親、夫の親、嫁や夫の祖父母)>>> |
※ 香典返し(ご香典のお礼とお返し)>>> |
※ 香典返しを辞退したいとき>>> |
※ 職場、会社の香典返し>>> |
1.香典の金額 三千円の書き方 (縦書きの場合、横書きの場合) |
香典を持参する場合には、中に包んだ金額を中袋に書きます。 |
三千円の書き方(香典の金額の書き方) | ||
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香典の金額を中袋に書く(表側は金額、裏側は住所氏名)通夜や葬儀には沢山の方が弔問するため、遺族は一度に沢山の香典袋を受け取ります。葬儀のあと、遺族は香典袋の中の現金を出すことになるわけですが、頂いた金額がひと目で分かり、かつ、あとで遺族がお礼状を出す際に困らないように、住所氏名と金額を中袋に書くのが慣例です。この画像は中袋の書き方の見本です。 通夜葬儀なら、中袋も墨の色は薄墨で通夜葬儀の香典は、中袋を書く際にも、表書きに使ったのと同様に薄墨の毛筆、薄墨の筆ペンを使うのが慣例です。ただし中袋に関しては近年筆記具にこだわらなくなってきています。金三千円→金参千円(金参阡圓…30,000円を大字(だいじ)の漢数字で書くとこのような表記になります(旧字と解されることもあります))。 金額の後に「也(なり)」はつけてもつけなくても構いません。 (ただし現在では普通の漢数字「金三千円」で書く方も多くなって来たようです。) よく使われる金額(三千円・五千円・一万円・二万円・三万円・五万円・十万円)の書き方についてみてみましょう。 | ||
金額 アラビア数字 | 漢数字(★はおすすめの書き方) | |
普通の漢字 で書くと | 大字・旧字で書くと | |
1,000円 | 千円 | 壱千円★ 壱阡円★ 壱仟円★ 壱阡圓 壱仟圓 |
3,000円 | 三千円 | 参千円★ 参阡円★ 参仟円★ 参阡圓 参仟圓 |
5,000円 | 五千円★ | 伍阡円★ 伍仟円★ 伍阡圓 伍仟圓 |
10,000円 | 一万円 | 壱萬円★ 壱萬圓★ |
20,000円 | 二万円 | 弐萬円★ 弐萬圓★ |
30,000円 | 三万円 | 参萬円★ 参萬圓★ |
50,000円 | 五万円★ | 伍萬円★ 伍萬圓★ |
100,000円 | 十万円 | 壱拾萬円★ 壱拾萬圓★ |
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[はみだし知識 偶数の金額について]Q.香典金額について、4・9がつく金額は、死・苦を連想させるためダメ、というのは良く知られています。ほかの金額でダメな金額はあるのでしょうか?A.一般的には、3千円、5千円、1万円,2万円,3万円,5万円,10万円、20万円、30万円といった金額・数字が良く用いられます。2万円については偶数なので迷う方も多いと思いますが、最近ではごく一般的に使われています。一万円では少ないし、三万円では多いというようなケースで良く使われるようです。 2という数字に心理的に抵抗がある場合には周りの年配の方や、その地域の慣習に従って、1万円または3万円を包んでください。 |
香典袋(弔事用のし袋)中袋ありと中袋なしの使い分け |
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中袋のないタイプは少額を包む時や、香典を送る時におすすめ香典袋と、包む香典の金額とはグレードを合わせるようにします。中身がわずかなのに香典袋だけが立派なのは避けたいものです。 中袋のないタイプは、少額を包むとき(5000円くらいまで)と、現金書留用封筒に入れて香典を送るときなどに使うのがおすすめです。 |
2-1.中袋ありの場合の金額の書き方 |
中袋に金額と、住所氏名を書く中袋があるタイプは、外包みに「御霊前」などの表書きと氏名を書き、中袋に三千円、参千円、参阡円などの金額と住所氏名を書きます。縦書きで書く中袋に書く文字も基本的には縦書きです。お札の入れ方と向き中に入れるお札の向きについては厳密な決まりはありませんが、顔のある方が後ろ側に来るように入れるのが一般的です。また、向きはバラバラにならないように3枚とも同じ向きになるように揃えて入れます。 |
2-2.中袋なしの場合の金額の書き方 |
中袋なしのときは、裏面に書く中袋がないタイプは、表面に「御霊前」などの表書きと氏名を書き、裏面に住所と金額(三千円、参千円、参阡円など)を書きます。縦書きで書く裏面についても、住所と金額を縦書きで書きます。お札の入れ方と向き中に入れる紙幣は顔のある方が後ろ側に来るように入れるのが一般的です。また、向きはバラバラにならないように3枚とも同じ向きになるように揃えて入れます。 |
2−3.横書きの金額欄の書き方 |
見本画像のように、香典袋(不祝儀用のし袋)の裏側に横書きの金額欄がある場合には、算用数字・アラビア数字で金額を書いても構いません。 アラビア数字を使うことに抵抗がある場合には漢字で書いても良いでしょう。 小さい文字を書く時、薄墨の筆ペンで書きにくい場合には黒いペン、またはボールペンで書きます。 |
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