通夜の席次、葬式葬儀の席次のページ。通夜、お葬式・葬儀、法事などの弔事における席次にも上座と下座があります。ふだんの生活の中では客を迎える際には、お客様に上座をすすめますが、弔事(通夜、葬儀・お葬式、法事・法要)では、故人とゆかりの深かった人が祭壇の近くに座るようになります。このページでは通夜・葬儀・葬式、法事での席次、席順をご説明いたします。
目次
1. 通夜での席次、席順 |
昔は通夜は、遺族や近親者のみで行われていましたが、現在では遺族や親しい人以外は「通夜」もしくは「葬儀」のいずれかに参列すれば良いと考えられているため、一般の弔問客でも通夜に出ることが多くなってきました。 通夜の席次は祭壇に近い方が上座となります。喪主や遺族など、故人と縁の深い人が祭壇の近くの席につきます。 |
通夜での席次、席順 | |||||||||
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下記は一例です。宗派により異なることもありますので、必ずお寺に相談して下さい。 | |||||||||
仏式通夜の場合の席次表(配置例) / 説明 | |||||||||
●大きく分けると右側が喪主、遺族、近親者、親族などの位置になります。上座であるほど故人と縁が深かった人となります。 左側は、世話役代表(葬儀委員長)が最も上座となり、友人、知人、職場関係の人の席となります。 職場間系の人のなかでは、役職者や、故人の上司として直接の親交があった人が上座となります。 ●上記以外の一般弔問客は、先着順に祭壇に近い方から詰めて席につきます。 焼香を行う場合には、上座から順番に喪主、遺族、弔問客の順に行い、弔問客は席順に焼香をします。 ※焼香のしかたについてはこちらを参照>>>
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※キリスト教(キリスト教式)や神道(神式)でも席次は同様となります。 |
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2. 葬儀・お葬式、告別式での席次、席順 |
葬儀・葬式、告別式の席次は祭壇に近い方が上座となります。読経の際には喪主や遺族など、故人と縁の深い人が祭壇の近くの席につきます。 |
葬儀・お葬式、告別式での席次、席順 | |||||||||||
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下記は一例です。宗派により異なることもありますので、必ずお寺に相談して下さい。 | |||||||||||
仏式葬式・葬儀、告別式の席次・席順 / 説明 | |||||||||||
●大きく分けると右側が喪主、遺族、近親者、親族などの位置になります。上座であるほど故人と縁が深かった人となります。 左側は、世話役代表(葬儀委員長)が最も上座となり、友人、知人、職場関係の人の席となります。 職場間系の人のなかでは、役職者や、故人の上司として直接の親交があった人が上座となります。 ●左記の画像は一例です。例えば職場間系の弔問客がいない場合などは、左側にも親族がならびます。 ●故人と縁が深い人や親しい人の席だけ決めておき、一般弔問客については、先着順に祭壇に近い方から詰めて席についてもらうように案内します。 もしあなたが一般弔問客の場合、案内係がいない式場では、まずは控えめに末席に座り、すすめられたら詰めて座るようにします。 焼香を行う場合には、上座から順番に喪主、遺族、弔問客の順に行い、弔問客は席順(座席のとおりの順番)に焼香をします。 ※焼香のしかたについてはこちらを参照>>>
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※キリスト教(キリスト教式)や神道(神式)のお葬式でも席次は同様となります。 なお、神道やキリスト教では仏教のような焼香はありません。キリスト教では献花、神教では玉串奉奠となりますので注意してください。 |
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3. 法事・法要での席次、席順 |
命日を起点として七日ごとに行われる法事・法要は、四十九日をすぎると一年ごとの年忌法要となります。 主な法要以外は、遺族や近親者のみで行われるのがふつうです。 親戚や親しかった人を招いて行う法事・法要の席次、席順についてご説明いたします。 法事・法要の席次は祭壇に近い方が上座となります。読経の際には喪主や遺族など、故人と縁の深い人が祭壇の近くの席につきます。 |
法事・法要での席次、席順 | |
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まずは法事・法要の種類について簡単に御説明します。 詳細については法事・法要のページへ>>> |
追悼法要 | ||
法要の名称 | 時期 | 法要の内容 |
初七日 (しょなぬか) | ||
7日目 (葬儀当日に行なわれることが多い) | 遺族、親族、友人、知人などが参列。僧侶による読経のあと、一同で焼香・会食をします。 最近は、火葬場から遺骨が帰ってきたときに遺骨を迎える還骨勤行(かんこつごんぎょう)と一緒におこなわれることが多いようです。 |
ニ七日忌(ふたなぬか) | 遺族だけで供養します。僧侶による読経および焼香は省略されることが多いようです。 ※宗派によっては、五七日忌が忌明けとされる場合もあります。その場合の法要の内容は四十九日を参照してください。 | |
14日目 | ||
三七日忌(みなぬか) | ||
21日目 | ||
四七日忌 (ししちにち・よなぬか) | ||
28日目 | ||
五七日忌 (ごしちにち・いつなぬか) 三十五日 (さんじゅうごにち) | ||
35日目 | ||
六七日忌 (ろくしちにち・むなぬか) | ||
42日目 |
七七日忌 (しちしちにちき・ なななぬか) 四十九日(しじゅうくにち) | ||
49日目 | 遺族、親族、友人、知人などが参列。僧侶による読経のあと、一同で焼香・会食(お斎)をします。 | |
※この日が忌明けとされます。本位牌を仏壇に納め、白木の位牌を菩提寺に納めます。 ※この日に納骨するケースが多いようです。 | ||
百か日忌、百箇日 (ひゃっかにち) | ||
100日目 | 遺族だけで供養します。僧侶による読経および焼香は省略されることが多いようです。 |
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年忌法要 | ||
法要の名称 | 時期 | 法要の内容 |
一周忌(いっしゅうき) | 遺族、親族、友人、知人などが参列。僧侶による読経のあと、一同で焼香・会食(お斎)をします。 | |
満1年目 | ||
三回忌(さんかいき) | 遺族、親族、友人、知人などが参列。僧侶による読経のあと、一同で焼香・会食(お斎)をします。 | |
満2年目 | ||
七回忌(ななかいき) | 遺族、親族で供養するのが一般的です。 一般的に、七回忌の頃から、法要の規模を縮小していきます。 | |
満6年目 | ||
十三回忌(じゅうさんかいき) | ||
満12年目 | ||
十七回忌(じゅうななかいき) | 遺族だけで供養するのが一般的です。 省略する場合もあります。 | |
満16年目 | ||
二十三回忌 (にじゅうさんかいき) | ||
満22年目 | ||
二十七回忌(じゅうななかいき) | ||
満27年目 | ||
三十三回忌 (さんじゅうさんかいき) | 遺族だけで供養するのが一般的です。 ※三十三回忌は弔い上げ(とむらいあげ)とも言われます。仏教では死者は33年目にはどんな人でも無罪になって極楽浄土に行くと言われています。 仏壇から戒名を記した位牌を片付け、これ以降は「□□家先祖の霊」の位牌を祀ります。 | |
満32年目 | ||
※地方によっては、五十回忌をもって弔い上げとする地方もあります。 |
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法事・法要での席次、席順 | ||||||||||||
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下記は一例です。宗派により異なることもありますので、必ずお寺に相談して下さい。 | ||||||||||||
法事・法要の席次・席順 / 説明 | ||||||||||||
●上座であるほど故人と縁が深かった人となります。 ● 法事になると、通夜や葬儀の時と比較して参列者が少なくなります。左のレイアウト図では、会社関係者のいない例を画像にしているため、左側にも遺族や近親者が並んでいます。もし会社関係者が参列する場合は、祭壇に向かって左側に席をとるのが一般的です。 また、職場間系の人のなかでは、役職者や、故人の上司として直接の親交があった人が上座となります。 ●故人と縁が深い人や親しい人の席だけ決めておき、一般参列者については、先着順に祭壇に近い方から詰めて席についてもらうように案内します。 もしあなたが遺族以外の参列者の場合、案内係がいない式場では、まずは控えめに末席に座り、すすめられたら詰めて座るようにします。 焼香を行う場合には、上座から順番に施主、遺族、参列者の順に行い、参列者は席順(座席のとおりの順番)に焼香をします。 ※焼香のしかたについてはこちらを参照>>>
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※キリスト教(キリスト教式)や神道(神式)でも席次は同様となります。なお、仏教のような焼香はありません。キリスト教では献花、神教では玉串奉奠となりますので注意してください。 法事が終わってからの食事の席をお斎(おとき)と呼びます。ここでの食事は僧侶や参列者へのお礼の気持ちをこめたお膳であると同時に、一同で故人を偲ぶための行事です。 |