結婚式招待状マナー》返信返事・宛名・封筒切手・書き方文例・手作り・欠席

結婚式には、二人が夫婦の契りを交わす瞬間に立ち会っていただく意味があり、披露宴は新郎新婦のそれぞれが選んだ伴侶を、親族や友人知人に紹介する式となります。 このページでは結婚式の招待状の文例・例文(文の書き方・文章)とテンプレートならびに宛名の書き方をご紹介しています。また、結婚式の招待状(披露宴の招待状)を受け取った場合の返信のしかた(返事の書き方)についても説明しています。
[関連ページ]
3.招待状・案内状の印刷例 次のページ
4.結婚式の招待状の送付について 次のページ
  (掲載するもの、同封するもの。付箋やメモなどの文例)
5.結婚式の招待状の宛名の書き方、宛名書き 次のページ
6.結婚式の招待状の返信の書き方(披露宴の招待状の返事の書き方)次のページ
[参考ページ]
・結婚式・披露宴の席次表>>>
・節約・格安結婚式>>>
・結婚準備>>>

1.結婚式に招待する人を選ぶ(披露宴に招待する人を選ぶ)

 結婚式の披露宴の招待状・案内状について、ご説明します。
 結婚式の招待状を手配し発送するにあたり、まずは、招待するお客様の人数を決めます。
人数を決める際には「予算」「結婚式のスタイル」「披露宴のスタイル」「両家のバランス」「招待客のバランス」などを検討の上、両家で良く相談します。人数が決まれば文面を決めて、印刷の手配をすることになります。
昔は、ホテルや結婚式場で挙式や披露宴とセットにして結婚式招待状もオーダーするケースがほとんどでしたが、最近ではパソコンで自作(手作り)をしたり、インターネットの普及により、手軽にオリジナルなカードをオーダーすることができます。
招待状のデザインは、席次表や、席札、披露宴のお料理のメニュー表などとデザインを統一することもできます。
 予算を決める際の参考になればと思いますので、少し費用について触れます。非常に大雑把ですが、だいたい招待する人数×2万円〜4万円程度の費用がかかります(ホテル、結婚式場、レストランなど、会場として選ぶ場所によって異なります)。予算もふまえて考えましょう。席次表との兼ね合いもあります。両家で良く相談されることをおすすめします。
結婚式には、二人が夫婦の契りを交わす瞬間に立ち会っていただく意味があり、披露宴は新郎新婦のそれぞれが選んだ伴侶を親族や友人、知人に紹介する式となります。
昔は結婚式は親族だけが参列しましたが最近は親しい友人も結婚式に立ち会ってもらうケースが増えてきています。こうしたことから、披露宴だけに招待する人を決めた後、結婚式にも出席していただく人の人選もしなくてはなりません。
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結婚式に招待する人を選ぶポイント(招待客の人選で考慮するポイント)

考慮するポイント説明
1.予算
 ●「一生に一度のことだから盛大に」というカップルもいれば、「本音を言えば、頂くご祝儀の範囲で予算が納まるようにしたい」というカップルもいらっしゃいます。
結婚式の費用は人数が増えれば増える程高くなることを考慮してください。
2.結婚式のスタイル
3.披露宴のスタイル
 ●人前式の結婚式、会費制の披露宴など、結婚式のスタイルによってお招きする人の数も変わってきます。
●親族と、ごく親しい友人だけが集まって挙式、披露宴(お食事会)だけで済ませるカップルもいらっしゃいます。
※参考ページ…「節約・格安結婚式」へ>>>
4.両家のバランス
 ●新郎、新婦の招待客の数があまりにも極端にアンバランスな場合は調整することもあります。
5.招待客のバランス
 ●新郎、新婦の招待客の内容があまりにも極端にアンバランスな場合は調整することもあります。例えば片方が政治家、会社上層部など、年配の招待客ばかりで、もう一方が友人ばかりではバランスに欠けることになります。

結婚式に招待する人を選ぶポイント(招待客の人選と実際の作業)

実際の作業説明
6
1.家族の人数を数える
 ●例えば父、母、弟、妹など、同居している家族の人数を数えます。
2.招待したい親族の人数を数える
 ●例えば祖父、祖母、伯父、叔母、いとこなど、招待したい親族の人数を数えます。
3.主賓を決める
 ●例えば勤務先の社長、上司、学生時代の恩師など、お世話になった方の中から主賓を決めます。
祝辞をお願いしたい人も、このときに選びます。
4.職場間系で招待したい人の人数を数える
 ●例えば勤務先の上司、同僚、同期入社の友人などの中で、招待したい人の人数を数えます。
祝辞や余興をお願いしたいと思う人を選びます。
5.友人のうち招待したい人の人数を数える
 ●小学校、中学校、高校、大学、短大、専門学校時代を振り返り、招待したい友人を数えます。
祝辞や余興をお願いしたい人も、このときに選びます。
6.司会、受付などのお手伝いをお願いする人を選ぶ
 ●受付は友人や同僚に依頼することが多いようです。新郎、新婦のそれぞれが1〜2名選び、トータルで2〜4名となります(結婚式の場所や規模によります)
(※参考…「結婚式・披露宴の受付」へ>>>
●司会は友人に頼むほか、プロに依頼することもあります。
(※参考…「披露宴の司会」へ>>>
7.調整をする
 ●トータルの人数や、両家のバランスをみて、予算の範囲で調整します。披露宴にお招きできない場合は二次会に声をかけることも。
8.挙式に立ち会ってもらう人を選ぶ
 

●昔は結婚式には親族だけが参列しましたが、最近はチャペル式の結婚式を中心に親しい友人も結婚式に立ち会ってもらうケースが増えてきています。こうしたことから、披露宴だけに招待する人を決めた後で、結婚式にも出席していただく人を選ぶことになります。

9.確認したいこと
 ●結婚式 披露宴の招待状と、テーブルにセットする席次表やネームカード、献立カードなどとデザインを統一したものを“手作り”する場合、披露宴会場に、自作することについて了解を得ておきます。(テーブルセッティングを依頼することになるため) 会場担当者にいつまでに渡すのか、スケジュールも確認しておいて下さい。

2.結婚式の招待状・案内状の基本文例

結婚式の招待状には、新郎・新婦本人の名前で出す場合と、両家の父の名前で出す場合の2タイプがあります。差出人によって文が変わってきます。
最近は、本人たちの名義で出す招待状も増えてきたようです 。
下記に、無料でお使いいただける文例をいくつかご紹介します。
(なお、結婚式招待状、披露宴の招待状の場合、文中では句読点は用いません)
「主賓」などの大切なご招待客については、できれば招待状を持参し、結婚の報告をしたうえで、手渡しでご臨席をお願いしたいものです。どうしても郵送になってしまう場合には、「本来であれば持参してお願いすべきところ、略儀ながら書中にてご案内申し上げます」と、文面 に手書きで一筆書きそえることをおすすめします。
下記に招待状の例をご紹介します。ご自由にアレンジして下さい。
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結婚式招待状文例・例文(書き方・文章)
メッセージ 文例[新郎新婦本人の名で出す]

新郎新婦 本人たちの 名前で出す場合1
謹啓
皆様におかれましてはご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 末永くお付き合いをお願いしたく
心ばかりの祝宴をご用意いたしました
ぜひご出席くださいますよう お願い申し上げます
敬具
◯◯◯◯年◯月吉日
新田太郎・佐藤花子
新郎新婦 本人たちの 名前で出す場合2
謹啓  新緑が美しい季節になりました
皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては ご報告かたがた末永いおつきあいをお願いしたく心ばかりの祝宴を催したいと存じます
ご多用中誠に恐縮ではございますがぜひご臨席を賜りますよう お願い申し上げます
敬具  
◯◯◯◯年◯月吉日
新田太郎・佐藤花子
新郎新婦 本人たちの 名前で出す場合3 (会費制)
謹啓 初秋の侯
皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては ご報告かたがた末永いおつきあいをお願いしたく 会費制のささやかな宴を催したいと存じます
ご多用中誠に恐縮ではございますがぜひご出席を賜りますよう お願い申し上げます
なお、当日は平服にておこしくださいませ(※)
敬具  
◯◯◯◯年◯月吉日
新田太郎・佐藤花子

※ワンポイント…「なお、当日は平服にておこしくださいませ」の部分は
礼服でなくてもいいですよ、という意味です。
文中に入れなくても構いません。
結婚式招待状文例・例文(書き方・文章)
メッセージ 文例[新郎新婦本人の名で出す]つづき
新郎新婦 本人たちの 名前で出す場合4 (媒酌人有り)
謹啓 皆様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
このたび 私たちは◯◯◯◯夫妻のご媒酌により
結婚式を挙げることになりました
つきましては 末永くご厚情をお願いしたく
心ばかりの祝宴をご用意いたしました
ご多用中誠に恐縮ではございますが
ぜひご出席くださいますよう お願い申し上げます
敬具 
◯◯◯◯年◯月吉日
新田太郎・佐藤花子
結婚式招待状の文(書き方の例・文章)
メッセージ 文例[両家の父の名で出す]
両家の 父の名前で出す場合1 (媒酌人なし)
謹啓
実秋の侯
皆様には益々ご清栄のことと心よりお慶び申し上げます。
このたび
和夫 次男 和彦
佳男 長女 佳子
の婚約相整い結婚式を挙げる運びとなりました
つきましては 幾久しくご厚情を賜りたくお披露目も兼ねまして心ばかりの祝宴を催したいと存じます
ご多用中誠に恐縮ではございますが何卒ご光臨賜りますよう お願い申し上げます
◯◯◯◯年◯月吉日
新田和夫
佐藤佳男
両家の 父の名前で出す場合2 (媒酌人有り)
謹啓
薫風の侯 皆様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたび ◯◯◯◯夫妻のご媒酌により
和夫 次男 和彦  
佳男 長女 佳子
の婚約相整い結婚式を挙げる運びとなりました
つきましては 日頃お世話になっている皆様をお招きし お披露目も兼ねまして心ばかりの祝宴を催したいと存じます
どうか今後ともご指導ご厚誼を賜りますようお願い申し上げます
ご多用中誠に恐縮ではございますが 何卒ご光臨の栄を賜りますよう ご案内申し上げます
◯◯◯◯年◯月吉日
新田和夫
佐藤佳男
両家の父の 名で出す場合3 (養子縁組)
謹啓 
皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび◯◯◯◯夫妻のご媒酌により
和夫 次男 和彦
佳男 長女 佳子
の婚約ならびに佐藤家への養子縁組が相整い
結婚式を挙げる運びとなりました
つきましては 日頃お世話になっている皆様をお招きし
お披露目も兼ねまして心ばかりの祝宴を催したいと存じます
どうか今後ともご指導ご厚誼を賜りますようお願い申し上げます
ご多用中誠に恐縮ではございますが
何卒ご臨席を賜りますよう ご案内申し上げます
新田和夫
佐藤佳男

結婚式招待状の文(書き方の例・文章)
メッセージ 文例[新郎新婦と両家の父]

新郎新婦本人と 両家の父の連名で出す場合1 (媒酌人なし)
紅葉が色づく季節になりました
皆様には益々ご健勝のことと心よりお慶び申し上げます。
このたび私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては末永いご厚誼をお願いしたく
心ばかりの小宴をご用意いたしました
ぜひご出席賜りますよう お願い申し上げます
◯◯◯◯年◯月吉日
新田太郎
佐藤花子
ご多用中誠に恐縮ではございますが
若い二人のためにお励ましをいただきたく
私どもからもよろしくお願い申し上げます
新田和夫
佐藤佳男
新郎新婦本人と 両家の父の連名で出す場合2 (媒酌人なし)
謹啓 薫梅の侯
皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび私たちは結婚式をあげることになりました
つきましては日頃のご厚情に改めてお礼を申し上げますとともに
あらためて末永いご厚誼をお願いしたく心ばかりの披露宴をご用意いたしました
ご多忙中誠に恐縮でございますがぜひご出席賜りますよう お願い申し上げます
◯◯◯◯年◯月吉日
新田太郎
佐藤花子
このたび、長男太郎と次女花子が挙式の運びとなりました
つきましては若い二人のためにぜひともご指導とお励ましをいただきたく私どもからもよろしくお願い申し上げます
新田和夫
佐藤佳男
3.招待状・案内状の印刷例 次のページ
4.結婚式の招待状の送付について 次のページ
  (掲載するもの、同封するもの。付箋やメモなどの文例)
5.結婚式の招待状の宛名の書き方、宛名書き 次のページ
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