就活面接のマナー》入室・就職・服装コート・髪型・新卒・転職・アルバイト

面接のマナーのページ。就職面接、採用面接とは、就職や採用を希望する人に採用担当者や面接官が直接会って質問や試験などをすることをさします。単に面接、或いは面接試験と呼ばれることもあります。このページでは面接試験の際の身だしなみや心構え、準備のチェックリスト、面接試験の流れ(集団面接・個人面接)、面接のお礼状などについてご説明いたします。
…このページの内容(就職面接・採用面接のマナーについて)…
1. 就職面接・採用面接とは  前のページ
2. 面接の時の身だしなみ、服装、髪型  前のページ
3. 面接チェックリスト[場所地図、持ち物、担当確認など] 前のページ
4. 採用面接の流れ  [集団面接の例、個人面接の例]
5. 面接が終わったら お礼状など
6. 就活(就職、転職、再就職活動)に必要な知識

■4.採用面接の流れ

●いよいよ採用面接です。
下記に一般的な採用面接の流れをご紹介します。企業の大きさによって、あるいは業種によって違いがあります。あらかじめご了承下さい。
●集団面接は、応募者(求職者)が数名ずつ同時に面接を受けるもので、個人面接は、応募者(求職者)が一名に対し、面接官は1名〜数名となります。
・面接の流れとマナー
▼集団面接の流れとマナー
1.控え室で待機
 ・名前を呼ばれるまで静かに待ちます。無駄 話をしないこと。
・服装や髪をチェックしておきます。
※寒い季節の場合は、コートを着用していくこともあると思いますが、控え室ではなく会社の受付の前に脱いで手に持つようにしてください。
2.名前を呼ばれる
 ・返事をし、静かに面接室まで移動します。
※ 傘やコート、大きな荷物については、控え室に置いていくか、指示に従います。
3.身だしなみチェック
 姿勢を正し、もう一度服装の乱れをチェックします。
4.ノックをして入室
 ・入室前にノックをします。
・「どうぞ」と返答があってからドアをあけます。
・ 「失礼します」と声を出して入室します。
5.部屋に入ったらまず一礼→指示を受けてから着席
 ・ドアの中に入ったらすぐに足をそろえて一礼をします。
・指示があるまで着席してはいけません。
・面接官に指示をされた席に着席します。
座る際には「失礼します」と声に出してから着席します 。
6.自己紹介
 ・面接官の指示で自己紹介をします。 落ち着いてゆっくり話すと好印象になります。
7.面接官の質問に答えたり、指示に従ったります。
 [質問]
・面接官から意見を求められたり、質問をされたりします。
別の受験者の人と意見が同じ場合でも焦らずに自分の言葉で自分の意見を述べます。
[グループディスカッション]
・面接官の指示に従い、与えられたテーマについて討論をします。集団面接では、他の人の意見を聞く時の態度も見られていますので注意しましょう。人の意見を取り入れたり、相違点を把握したりしながら自分の考えを主張します。
8.希望や意見を求められることがあります。
 ・質問はありませんか?何か希望はありませんか?などと聞かれることがあります。 積極的な態度が求められますので、疑問点があればできるだけぶつけてみましょう。
ただし、待遇についての質問をするのは、中小企業の場合は企業によっては嫌がる面接官もいますので要注意です。
9.終了の宣言
 ・面接官から「それではこれで本日の面接を終了いたします」という終了宣言がなされます。
・「ありがとうございました」と言い、礼をしてから席をたちます。
10.退出
 ドアの手前で振り返り、姿勢を正して「失礼します」と声をかけてからドアをあけます。
ドアをあけ、身体が室外に出てからもういちど一礼し、ドアをしめます。
・面接の流れとマナー  つづき
▼個人面接の流れとマナー
1.控え室で待機
 ・名前を呼ばれるまで静かに待ちます。無駄 話をしないこと。
・服装や髪をチェックしておきます。
※寒い季節の場合は、コートを着用していくこともあると思いますが、控え室ではなく会社の受付の前に脱いで手に持つようにしてください。
2.名前を呼ばれる
 ・返事をし、静かに面接室まで移動します。
※ 傘やコート、大きな荷物については、控え室に置いていくか、指示に従います。
3.身だしなみチェック
 姿勢を正し、もう一度服装の乱れをチェックします。
4.ノックをして入室
 ・入室前にノックをします。
・「どうぞ」と返答があってからドアをあけます。
・ 「失礼します」と声を出して入室します。
5.部屋に入ったらまず一礼→指示を受けてから着席
 ・ドアの中に入ったらすぐに足をそろえて一礼をします。
・指示があるまで着席してはいけません。
・面接官に指示をされた席に着席します。
座る際には「失礼します」と声に出してから着席します。
6.面接官の質問に答えたり、指示に従ったります。
 ・面接官から意見を求められたり、質問をされたりします。
・よくある質問の例
1)応募動機
2)学生時代に印象に残ったこと(学生のみ)
3)これまでの職歴についての質問
  ・どんな業務、どんな実績
  ・何ができるか、何が得意か
  ・前職をなぜ辞めたか
4)卒論のテーマ(学生のみ)
5)この会社で何をやってみたいか
7.希望や意見を求められることがあります。
 ・質問はありませんか?何か希望はありませんか?などと聞かれることがあります。 積極的な態度が求められますので、疑問点があればできるだけぶつけてみましょう。
ただし、待遇についての質問をするのは、中小企業の場合は企業によっては嫌がる面接官もいますので要注意です。
8.終了の宣言
 ・面接官から「それではこれで本日の面接を終了いたします」という終了宣言がなされます。
・「ありがとうございました」と言い、礼をしてから席をたちます。
9.退出
 ドアの手前で振り返り、姿勢を正して「失礼します」と声をかけてからドアをあけます。
ドアをあけ、身体が室外に出てからもういちど一礼し、ドアをしめます。
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■5. 面接が終わったら

【採用面接のお礼状】
・採用面接のお礼状とは、「就職活動中の人が、求人をしている企業や店舗、自治体などに対し、面接試験を受けた後に出すお礼状」のことをさします。忙しい中、時間を割いて対応してくれたことへのお礼と、もしその職場に魅力を感じた場合には、その企業や店舗で働く際の意気込みなどを書きます。
・このお礼状は必ず出さなくてはいけないというものではありません。しかし、近ごろは、大学の就職課・学生課が学生に対して就職活動の際に「面接試験を受けたらお礼状を出すように」という指導をしているところが増えてきているようです。
・また、転職者(中途採用、経験者採用)の面接の場合には、筆記試験がないケースが多く、人物評価において面接が占める比重は大きいものとなっています。
【採用面接のお礼状を書く場合の、ワンポイントをまとめてみました】
1. お礼状を出すタイミング
 面接を受けたらすぐに出します。できるだけ翌日には投函したいものです。
早ければ早いほど価値がありますが、遅くとも先方の手もとには一週間以内に届くようにします。
2. 内容
 忙しい中を時間を割いて対応してくれたことに対するお礼と、もしその職場に魅力を感じた場合には、その会社やお店で働く場合の抱負などをあらためて書きます。
3. 注意点
 誤字、脱字に注意します。特に先方の会社名や担当者名に誤りがあると大変失礼にあたります。もしミスを見つけた場合には、修正テープなどを使わず新しい便箋に書き直して下さい。
4. 提出する書類があれば一緒に送る
 ただし、提出書類がある場合において、その用意のために時間がかかる場合はお礼状だけを先に送ります。

・筆者は自分自身が面接担当として採用にかかわってきました。自分の経験から、おそらく、採用面接のお礼状が来たから、あるいは来ないからといって採用・不採用に影響する会社はほとんど無いと個人的には思いますが、例文の掲載希望というご要望が沢山寄せられるので、採用面接お礼状の書き方数例をご紹介することにします。
※ 就職面接、転職面接、採用面接のお礼状については、別ページにて例文を紹介しています>>>
・もし感想文など、会社から指定された提出書類がある場合には、そうした書類と一緒に送ると良いでしょう。
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■6.就活(就職、転職、再就職活動)に必要な知識

・これから就職活動を開始するという人のために、就職活動に必要なものを下記にまとめました。
就活用語の説明という形で掲載します。
就活に必要なもの
履歴書
 内容備考
学歴、職歴などの経歴を、年代別に記載したもの。
学歴、職歴の他には、
1.住所、氏名、年齢。
2.資格、免許。
3.志望動機、希望職種
などを記載します。
用紙は、事務用品店のほか、大手コンビニエンスストアなどで購入できます。
職務経歴書
 内容備考
[中途採用者のみ提出]
職歴を、より詳しく記載したもの。
希望職種、応募動機をはじめ、特に、これまで経験した実務や専門技能、知識がわかるように記載します。
自己PRも忘れずに記載します。
パソコンで作成する場合が多くなっています。
基本はA4縦書きで数枚程度です。
手書きの場合は黒いペンで書きます。
エントリーシート
 内容備考
[企業により指定のある場合のみ提出]
求人をする各企業が独自に作成した応募用紙をさします。
紙によるエントリーシートもありますが、各企業のホームページ上から応募するものもあります。
主に新卒採用時に、学生向けに活用している企業が多いようです。
全員が統一した書式となるため、一次審査(書類選考)のために使用します。
送付状(送り状)
 内容備考
履歴書、職務経歴書と共に、郵送します。添え状とも言います。
必要な 場合のみ用意するもの
 紹介状
内容備考
[必要な場合のみ提出]
以下のような場合は、応募書類とともに、紹介状(或いは推薦状)を提出します。
1.ハローワーク(職業安定所)の紹介の場合
2.もとの勤務先による紹介の場合
3.大学、短大、高校などの学校推薦の場合
4.知人などによる紹介の場合
●学生のために大学が発行する書面には、推薦書という名称のものもあります。
なお、企業指定の用紙があるケースもあります。事前に確認してください。
●ハローワークでは、求人情報を公開するほか、求職活動のサポートの一環として紹介状を発行してくれます。すべて無料で利用できます。利用のしかたについてはこちらでご説明しています>>>
成績証明書、
卒業見込証明書
[学生のみ提出]各学校の学生課、就職課などに申請します。
健康診断書
内容備考
[企業により指定のある場合のみ提出]
検査項目としては、身長、体重、血圧のほか、血液検査、視力検査、聴力検査、尿検査、レントゲンなどです。
検査機関(病院)により料金が異なりますので、事前に電話などで確認すると良いでしょう。
検査費5,000〜10,000円くらい、診断書発行費用500〜5,000円くらいです。
学校で発行してくれる場合もあり、その方が一般的に安いようです。
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