地震見舞いの手紙》地震お見舞い状・ポイントと文例を紹介

地震見舞いの手紙・地震のお見舞い状は、地震による災害に遭われた方(被災された方)に対し、お見舞いに行ったり、励ましの言葉を伝える代わりに送るものです。
地震直後だけでなく、少し落ち着いてから「その後いかがですか」という形で送っても良いでしょう。このページでは地震見舞いの手紙についてポイントと文例を紹介します。
………このページの内容………
文例、例文地震などの災害お見舞い状を書く際のポイントは?
文例、例文地震見舞いにお見舞いの品物やお見舞金を贈る場合ののし、熨斗袋の書き方
 ・現金を送るとき(現金封筒に入れて送る場合)
 ・募金活動で集めた義援金を贈るとき、支援品・支援物資を贈るとき
 【1】現金書留を送る場合の料金、
【2】現金やお見舞品を送る場合の、のし袋、熨斗紙の表書き
【3】募金活動などで集めた義援金や、現物などを“手渡す”場合の目録
文例、例文地震お見舞いの手紙(地震のお見舞い状)の例文、文例
 ▼例文1…震災見舞いの手紙の文例
▼例文2…地震のお見舞い状の文例
(A.個人的なお見舞い状)
▼例文3…地震のお見舞いの手紙 次のページへ
(B.義援金を贈る場合) 次のページへ
▼例文4…地震のお見舞いの手紙 次のページへ
(C.支援物資、支援品を贈る場合) 次のページへ
▼例文5…地震お見舞の手紙の例文 次のページへ
(D.取引先への御見舞の手紙、お見舞い状) 次のページへ
▼例文6…地震お見舞の手紙の例文 次のページへ
(E.支援品の目録を同封する場合の地震お見舞い状) 次のページへ
▼例文7…お見舞いを頂いた時に出すお見舞いのお礼状の文例 次のページへ

■ 地震などの災害お見舞いの手紙、災害お見舞い状を書く際のポイントは?

▼災害お見舞いの手紙、災害お見舞い状とは?

・地震お見舞いの手紙、地震お見舞い状は、地震などの災害に遭われた方(地震、津波、液状化、土砂災害、浸水、土砂崩れなどの災害により被害を受けた方、被災された方)に対し、お見舞いに伺ったり励ましの言葉を伝える代わりに送るものです。
・大規模災害や広域災害の場合には、二次災害の危険性、ガソリン不足、現地での移動手段の確認などの問題があり、なかなか駆けつけることができないものですが、心配する心は伝えたいもの。手紙だけにこだわらずとも、メールや、ウェブ伝言板など、いろいろな手段で励ましの言葉を伝えることができます。

▼地震のお見舞い状と、普通の手紙との違いは?

・普通の手紙とは違いますので、もし被災後すぐにまたは被災後間もない時期(被災後1ケ月以内)に出す場合には、冒頭に時候の挨拶を書いたり、ふだんの手紙のように自分の近況を述べたりするのはNGです。用件だけ(お見舞いの言葉やいたわる言葉だけ)を書きます。他の用件や、追伸文などは一切書きません。
 ただし、書き手であるあなた自身も被災している場合や、家族や親族あるいは知人の安否を伝える場合には別 。自分の安否や被害状況、健康状態を知らせるなど、先方を勇気づける情報なら、できるだけ伝えるようにします。
災害に遭われた方へお見舞いの手紙、お見舞い状を書く場合のポイント
災害に遭われた方へのお見舞いの手紙
●時候の挨拶などは不要
●励ましの言葉だけでなく、何かお手伝いできることがあればと申し出ると良いでしょう。
●手紙に添えてお見舞いの品を送る場合には、親しい相手であれば希望を聞くと良いでしょう。衣類などは中古品の場合にもなるべく新しい清潔な品を届けるようにしたいものです。
●万一のことを想定し、忌み言葉を使わない
先方の家族や親族全員の安否について確認ができていない場合には、不幸が重なることを連想させるような縁起の悪い言葉は、文中に用いないようにします。
「重ね重ね」「重なる」
支援物資に添えるメッセージ、お見舞品に添えるお見舞の手紙
●家族、親族、友人などのプライベートな相手への支援品やお見舞い品には、手紙を同封しても良いでしょう。
●不特定多数の相手への支援品に添えるメッセージは、物資配布や仕分けの邪魔にならないように短いメッセージにしたり、箱に貼る、箱に書くなどの配慮が必要です。
このページで紹介しているお見舞いの手紙の文例は、病気のお見舞いではなく地震、震災のお見舞い状です。
※病気のお見舞い状はこちらへ>>>
※火災のお見舞い状、台風・水害のお見舞い状はこちらへ>>>
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■ 災害に遭われた方にお見舞いの品物を贈る場合の熨斗、のし袋の書き方

 地震などの災害に遭われた方に、お見舞い状とは別にお見舞いの品や現金を贈る場合のために、熨斗やのし袋の書き方をご説明します。
個人どうしのやりとりの場合には「現金書留専用封筒」を利用します。
 但し、避難所などで集団生活をしている相手(例えば避難中の親族など)やインフラが寸断されている地域に現金を送りたい場合などは郵便(郵送)によるお見舞金の送付が困難な場合があります。まずはお見舞いの手紙やメールなどにより、先方が望む方法を確認することをおすすめします。
※なお、大規模な災害に遭われた地域の方に義援金を送る場合には、赤十字や自治体などで義援金の受け付け窓口を設置し、専用口座を設ける場合が多くなっています。銀行や郵便局の口座に直接振り込む場合には熨斗、のし袋などは不要です。
 
※災害支援物資、災害援助品を被災地に送る場合には、のしは不要です。 「災害支援品」「災害支援」などと明記します。支援品を入れた箱は外見で中身がすぐにわかるように「乳児用粉ミルク」「大人用おむつL」などと書く配慮も必要です。
ここでは、参考情報として、下記について説明します。

【1】現金書留を送る場合の料金、
【2】現金やお見舞品を送る場合の、のし袋、熨斗紙の表書き
【3】募金活動などで集めた義援金や、現物などを手渡す場合の目録

【1】現金書留について

 地震、および地震による津波、液状化、土砂災害などに遭われた方にお見舞い状と一緒に現金を送る場合には、現金書留で送りますが、現金はのし袋に入れて同封します。
 ※ただし、もし災害義援金を現金書留で送る場合、指定されている事業者(例えば中央共同募金会など)あてであれば、郵便料金が免除される制度があります(但し、期間に制限がありますので郵便局の窓口で確認して下さい)。
[現金書留を利用する場合に必要な費用(金額)]
香典を現金書書留で送る場合に必要な料金 = A + B + C
封筒
 

◉現金書留専用封筒、現金書留封筒

郵便局の窓口で販売しています。21円/枚
書留郵便料金
 ◉郵便料金
(重量に応じて料金が変わります)2017年6月1日から料金改定
  2017年6月からの新料金
重量規格内規格外
50gまで120円200円★
100gまで140円220円★
150gまで205円290円★
250gまで250円340円★
500gまで400円→380円★500円★
1kgまで600円→570円★700円★
2kgまで870円→取り扱いません★1020円★
4kgまで1180円→取り扱いません★1330円★
4kg以上定形外郵便ではなくなります
◉書留料金
(損害要償額に応じて料金が変わります)
 損害要償額が1万円までの場合+430円
損害賠償額が1万円を超える場合には、5,000円ごとに10円が加算されます
 例)2万円なら+440円
例)3万円なら+460円
例)5万円なら+500円
もし現金を現金書書留速達で送る場合には、必要な料金 = A+B+C+D
オプション
 

◉速達料金

(重量により料金が変わります)

250gまで上記+280円/通
1kgまで上記+380円/通
4kgまで上記+470円/通

【2】現金やお見舞品を送る場合の、のし、熨斗袋について

 地震、および地震による津波、液状化、土砂災害などに遭われた方にお見舞い状と一緒に現金を送る場合には、現金書留で送りますが、現金はのし袋に入れて同封します。
 地震、土砂災害、水害などの災害に遭われた方に、お見舞い状とは別にお見舞いの品や現金を贈る場合のために、熨斗やのし袋の書き方をご説明します。
個人どうしのやりとりの場合には「現金書留専用封筒」を利用します。郵便局の窓口で販売しています。差出人、宛先、金額を書いて郵送します。
 ※但し、相手(例えば避難中のご家族、ご親族、ご友人など)が避難所などで集団生活をしている場合やインフラが寸断されている地域に現金を送りたい場合などは郵便(郵送)によるお見舞金の送付が困難な場合があります。まずはお見舞いの手紙やメールなどにより、先方が望む方法を確認することをおすすめします。
 ※大規模な災害に遭われた地域の方に義援金を送る場合には、赤十字や自治体などで義援金の受け付け窓口を設置し、専用口座を設ける場合が多くなっています。銀行や郵便局の口座に直接振り込む場合には熨斗、のし袋などは不要です。
 ※なお、災害義援金を現金書留で送る場合、指定されている事業者(例えば中央共同募金会など)あてであれば、郵便料金が免除される制度があります(但し、期間に制限がありますので郵便局の窓口で確認して下さい)。
地震見舞い、災害見舞いのときの熨斗、のし袋の書き方とポイント
●表書きは「御見舞」あるいは、「地震御見舞」などが用いられます。
●水引きがついた熨斗袋は使わず、白い封筒に入れます。

【お見舞金として現金を包む場合の熨斗袋の書き方とビジネスマナー】

●市販の白い封筒に表書きを書きます。
くれぐれも祝儀袋や不祝儀袋は用いないようにします。
●左記は「地震御見舞」の記載例です。
表書きは 「地震御見舞」のほか、「御見舞」という書き方でも良いでしょう。
●左記は個人で御見舞を送る場合の見本です。下段には、あなたのフルネームを書きます。
● 会社名や学校名で贈る場合にも贈り主の名前や名称を下段の中央に書きます。見本の画像を下記に紹介します。
社長名で出す場合の書き方支店名、事業所名、部署名などで出す場合の書き方グループ、団体などで出す場合の書き方

地震見舞い(社長名)

氏名が中央になるようにします。
右から社名[改行]、
肩書き、氏名(フルネーム)
となります。
長くなる場合には、肩書きのあとで改行してもOKです。

地震見舞い(支店名・事業所名)

支店名、事業所名、部署名が中心になるようにします。
社名[改行]、
部署名+一同
となります。
「会社名★支店名★部署名」のように長くなる場合には、区切りとなるところ(★)で改行してもOKです。

自身見舞い(学校名・団体名)

グループ名、団体名が中央になるようにします。
長くなる場合には、区切りとなるところで改行しても構いません。
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(B.義援金を贈る場合) 次のページへ
▼例文4…地震のお見舞いの手紙 次のページへ
(C.支援物資、支援品を贈る場合) 次のページへ
▼例文5…地震お見舞の手紙の例文 次のページへ
(D.取引先への御見舞の手紙、お見舞い状) 次のページへ
▼例文6…地震お見舞の手紙の例文 次のページへ
(E.支援品の目録を同封する場合の地震お見舞い状) 次のページへ
▼例文7…お見舞いを頂いた時に出すお見舞いのお礼状の文例 次のページへ
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