このページでは請求業務の流れについて概要をご説明いたします。
目次
2.締日と支払い日について | ||
1)2つの請求タイプ | ||
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4.繰越金と入金管理 | ||
1)2つの繰越金タイプ | ||
5.繰越金と請求金額 |
・取引先の企業の支払いスパンにより、今月請求する金額が変わってきます。 |
翌月払いの取引先への請求書の作り方 |
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下記は毎月月末に請求する場合の請求金額について説明しています。 |
①今月請求分 20日締め、月末締めなど、締日を決めて、その月の利用分(またはお買上げ分)を計算します。 商品別に単価×数量で明細を出すか、あるいは、利用日ごとに明細を出します。 ※明細の記載方法については、請求書の書式ページへ>> ②繰越し分 締日の時点で未入金の分があれば、繰越金として加算します。 ③入金分 締日よりも前に支払いがなされれば、入金分として減算します。 ④今月請求決定分 ①+ ②−③= ④となります。 |
翌々月払いの取引先への請求書の作り方 |
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※下記は、翌々月払いの会社への請求書作成の例です。 先月分の請求分は、まだ入金がされていませんので、今月分に加算されます。 |
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請求書作成から代金回収までの流れ | |
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①見積り依頼 a.初めての取引の場合、 b.初めて購入する商品の場合、 c.購入 数量がいつもと大幅に異なる場合、 には、見積り依頼がなされます。 ②見積書 商品名、単価、数量、金額などの明細と合計金額を記載し、提出します。 見積りの際、支払い方法により金額が異なる場合は条件を明記します。 例えば、 d.リースや割賦払いの場合と、一括払いの場合とでは金額が異なります e.現金払いとカード払いとで金額が異なりますし、現金と手形払いとでは金額が異なります f.身近な例では、インターネット上の通信販売などで買い物をする際、代金引き換え払いの場合は手数料が加算されたり、カード払いなら振込手数料が無料になったりします。 ※見積書の書き方については、別ページへ>> |
請求書作成から代金回収までの流れ(つづき) | |
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③発注 | |
締企業対企業の取引の場合は、発注書、注文書などにより、商品の内容、数量 を明記した形で注文がなされます。 ※発注書の書き方については、別ページへ>> | |
④商品の納品、発送 | |
注文を受けた商品を納品します。 何らかのサービスを提供したり、作業をしたりすることもあります。 ※納品書の書き方については、別ページへ>> | |
⑤請求書 | |
見積りの内容と実際の受注内容を確認した上で、請求書を発行します。 原則として、支払い条件も明記します。 ※請求書の作成方法については、別ページへ>> | |
⑥支払い・入金 | |
健全な商取り引きであれば、支払い期限までに入金がなされます。 もし、入金がない場合は下記の(6)以降のステップへとすすみます。 通常は、催促状を送る前に、まずは請求書を再発行します。 請求書の再発行の場合の注意点は a.支払い期限を明記すること b.行き違いがある場合を想定して、ひとことコメントを入れること 「なお、本状と行き違いにお支払いを頂いた場合は何卒ご容赦下さい」など これでも支払いがなされない場合には、催促状や、督促状などの書面を送付します。 ※下記は一般的な流れです。 悪質な相手の場合には、催促状なしで、督促状を送付する場合もありますし、書面送付以前に、先方が何らかの法律違反を冒していることが判明した場合や、詐欺の疑いがある場合などは、所轄官庁への届け出や、専門家への相談、法的な手段が必要な場合もあります。。 | |
⑦催促状 | |
先方が支払い期限を守らなかった場合で、かつ、これまでのおつきあいをこわしたくない場合には、相手の気持ちを損ねない表現で支払いを催促します。 ※催促状の書き方については、別ページへ>> | |
⑧督促状(とくそくじょう) | |
催促状を送付したのにもかかわらず、まだ支払いがなされない場合に、督促状を出します。 但し、法的手段にまで訴えるほどの金額ではない、あるいは、これまでの取引があるので、大げさにはせず、あくまでも支払ってくれれば良いという場合などに使用します。 ※督促状の書き方については、別ページへ>> | |
⑨内容証明書(内容証明郵便) | |
内容証明と呼ばれているものは、正式名称は「内容証明郵便」の略称です。 相手に届けられる文書の写し(謄本=原本の写しのこと)を郵便局が保管するので、代金の請求に関する法的な手続きを行なう時に、「この書面に書かれた内容が、間違いなく◯月◯日に相手に渡された内容である」と証明できます。 ※内容証明書の書き方については、別ページへ>> | |
⑩法的手続き | |
商品やサービスの対価を支払わない相手に対し、差し押さえや仮処分、その他の何らかの法的な手続きをとることになります。 残念ながらこのステップまでいった相手先に関しては、専門家のアドバイスを受ける事をおすすめします。 |
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健全な経理処理のためのチェックリスト | |
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1. 商品(またはサービス)の、内容と単価の登録 | |
貴社(またはあなたのショップ)で扱っている商品の名前、単価などをコード番号をつけて登録します。 サービス業の場合も、内容と単価を登録(または把握)します。 | |
2. 取引先(または顧客)の登録 | |
商品またはサービスを販売する相手の、名称、住所、郵便番号、 連絡先などを登録(または把握)します。 | |
3. 請求書の作成と送付 | |
見積書を確認しながら請求書を作成し、取引先に送付します。 | |
4. 入金処理 | |
請求後、取引先からの入金の有無をチェックし、入金があれば請求金額と相殺してゆきます。 | |
5. 未入金チェック | |
未入金の取引先があれば、再請求、催促、督促などを行ないます。 | |
6. 過去データのチェック | |
今月全く取引がなかった取引先について、未入金分があれば、引き続き催促、督促などを行ないます。 |
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