ティータイムのマナーのページ。英国で始まったアフタヌーンティーの習慣は、今やいろんな国に定着してきています。 また、比較的多人数に対応しやすく、かつ気軽に参加できる形式のひとつとして立食形式のティータイムパーティもあります。 このページでは、ティータイムのマナー、デザートの食べ方の作法などをご紹介しています。 |
[参考ページ] |
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・テーブルマナー |
・和食のマナー |
・ワインの知識とのマナー |
・コーヒーの入れ方 |
・コーヒーの出し方 |
2.席についたら | ||
最も重要なのは、イスに腰掛けた時の姿勢が美しいこと。 それだけで、あなたのポイントがアップします。 |
レストランでのマナー 席についたら |
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バッグは?ナプキンは? |
●バッグをテーブルの上に置くのはNGです。 ●イスに腰掛ける際、バッグは腰の左脇に置くと良いでしょう。 背中と背もたれの間に置くと、イスに浅く腰掛けることになり、姿勢が美しくありませんので注意しましょう。 ただし小さなポーチなどは膝の上に置いてその上からナプキンをかけたり、かさばらないサイズのバッグを背中と背もたれの間に置くこともあります。 また、お店によってはバッグを置くスペースをテーブル席に用意していることもあります。 ●椅子には深く腰かけて背筋を伸ばしま す。あまりテーブルと離れて座ると猫背になるので注意しましょう。 ●ナプキンは席についたらすぐに広げて膝にかけてもかまいません。 食事が運ばれる前にひざに広げておきましょう。 |
備考 |
●同じテーブルに空席がある場合 同じテーブルで、自分の席のすぐ近くに空席があればその椅子にバッグを置くこともあります。ただし空席が自席もしくはお連れの方の席から手の届かない距離であればあまりおすすめしません。 また、お店の人(ギャルソン、給仕)に空席にバッグを置くようにすすめられることもあり、その場合は遠慮せずに利用する方がスマートです。 ●食事の途中で席を立つときは 食事の途中での中座であることを示すためにナプキンは軽くたたんで椅子の上に置きます。 ●食事が終わって店を出るときは 食事を終えて席を立つ時にはナプキンはテーブルの上に置きます。 このときはたたまなくてもOKです。 |
※これらのマナーはカウンター席や、脚の長いスツールなどのカジャルなお店にはあてはまりません。 |
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3.ティータイムのマナーについて |
テーブルに座っていただく形式と、立食形式のティータイムがあります。 基本の大原則は、以下の2つです。 紅茶だけでなく、広義のコーヒーを愉しむ場合もティーパーティーに含まれます。 |
● 立食の場合にはソーサーを手で持つ |
● ケーキやスコーン、その他の洋菓子は食べやすい一口大の大きさに切って食べる |
ティータイム のマナー について |
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ポイント |
[紅茶の飲み方] |
●ティータイムには、伝統的に食器(特にカップ&ソーサー)の色や絵柄と紅茶の水色とのハーモニーを楽しむ文化がありました。 紅茶を飲む時には胸の位置までソーサーを持ち、左手でソーサーを支えて右手で飲むようにすると、しぐさが美しいだけでなく自然にカップやソーサーに目を向けることになり、話題にしやすくなります。 |
[ティータイムのもてなし] |
●ティータイムのおもてなしの中には、紅茶の葉の種類や味、香り、水色だけでなく、使用されるティーカップの絵柄や色も大切なもてなしに含まれています。逆に、客がカップをほめることはティータイムの主人(もてなし手)に対する賞賛となります。 その他に、テーブルのディスプレイや使用される銀食器なども伝統的にもてなしのひとつであり、そのグレードや美しさがステイタスのひとつでもあります。 |
[ケーキスタンド] |
●ティータイムの時に、クッキーやケーキなどを盛り付ける2〜3段になった食器をケーキスタンドと呼びます。 2〜3段になったケーキスタンドはティースタンドと呼ばれることもあります。スコーンや、クッキー、ケーキ等のデザートのほか、サンドイッチなどがのせられ、供されます。 ●ケーキスタンドは、伝統的な英国のティータイムでは3段式になっており、 [上段]クッキーなどの焼き菓子 [中段]ケーキなどの生菓子 [下段]サンドイッチ 上記のような盛り付けをするのがならわしでした。 最近では、ケーキスタンドとして皿にケーキを盛り付けた際に、ケース(カバー)をかぶせることができるタイプのものが販売されていますが、2〜3段重ねではなく1段のみのものも増えています。 ●ホスト役からすすめられたら、自分が食べられる分だけを自分の皿に取り、お皿をケーキスタンドにもどさずに隣の人にまわします。ホテルなどでは、係りの人が取り分けてくれます。 ホールタイプのケーキを切り分ける時は、端から切り分けて取るようにします。 |
[立食パーティー] |
●立食のティーパーティーで皿を変えるときは、空いた テーブルに汚れた皿を置く か、ホールスタッフに渡す。 ●立食の場合、紅茶やコーヒーは、カップだけでな くソーサー(皿)を一緒に持つと上品に見えます。 |
備考 |
●並べられたデザート類は、自分が取ったあとを乱さず、次の人が取り分けやすいようにします。 ●ティータイムはもともと英国で始まり、女性向けの社交の場でした。 なるべく会話に参加し、雰囲気を楽しみましょう。 ●ティータイムの席では、紅茶のお代わりが欲しい時にはティーポットに自分で触らずに、もてなし手(主人)に注いでもらうのがマナーです。お代わりをもらうときにはソーサーをそえて両手で渡します。 ●紅茶は香りも愉しむものです。できればタバコはつつしみたいもの(煙草は決められた場所で)。 ●立食の場合は、両手が使えるようにバッグはクロ ークに預けるか、持ち込むときも 肩からかけられる小ぶりのもの程 度にします。 ●イギリスでのお茶会は午後4時頃から開始されていました。3時のおやつ、ではなく大切な社交の場として浸透して行ったようです。 |
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4.デザートについて |
フルーツの食べ方には、コツがあります。慣れればとても簡単です。 |
デザートの いただき方のマナー・作法 |
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食べ方のマナーとポイント |
●メロン |
メロンはまずナイフで皮から1〜 2センチ内側に切り込みを入れます。 皮からはずれたところを一口サイズに切ってフォークで口に運びます。 ●万一メロンが種付きで出されたら、 最初に種を全部取って、皿の向こう側 に寄せて置きます。 |
●ケーキ |
三角形のケーキは尖った方(左端 )から一口づつフォークで切って食べます。 四角いケーキなどで、うまく切り分けにくい場合は、一旦、ケーキを横に倒してから切ります。 ●ケーキを食べたあと、かけらが散っていると見苦しいので、お皿の一箇所に寄せ集めると良いでしょう。 |
●ミルフィーユ |
崩れやすいミルフィーユなどは、 最初にナイフで半分に切ってから、端から食べやすい大きさに切り分けて食べます。 |
●シュークリーム |
シュークリームも最初に半分に切 ってから、端から食べやすい大きさに切って食べます。
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備考 |
●三角形のケーキはとがった方を左向きにして供されます。 |
[ケーキを食べた後のフォークとセロファン] |
●ケーキについていた銀紙やセロフ ァンは汚れたほうを内側にして畳みます。 この時、フォークを包まない こと。フォークはたたんだ銀紙やセロファンの上に置きます。 |
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5.コーヒー・紅茶について | ||
コーヒー、紅茶は香りを愉しむもの。できればタバコは決められた場所で。 |
きれいに見えるコーヒー・紅茶のいただき方 |
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ポイント |
[カップ&ソーサー] |
●基本的にはソーサーは手に持たないで、カップのみを口に運びます。 ●かき混ぜる時は、 左手でカップをおさえ、右手にティースプーンを持って混ぜます。 |
備考 |
●コーヒーの出し方、カップ&ソーサーの置き方などは、 「コーヒーの出し方」のページへ>>> スプーンの位置、持ち手の向きなどもイラスト入りで説明しています。 |
お客様をお招きして紅茶でもてなすとき |
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ポイント |
●あらかじめポットやカップをあたためておきます。 ●一旦、ポットの湯を捨て、スプーンに山 盛りで「人数+1」杯の紅茶葉を ポットに入れます。 2〜4分のち、茶漉しを使用してカップに注ぎます。裁断された葉の大きさによって抽出時間が異なります。 ● 初めての茶葉を使用したお茶会のときなどに、抽出する時間の加減がわからずに濃く出過ぎてしまう場合があります。そんなときは湯で薄めてもかまいません。 |
備考 |
●紅茶は、葉の部位によって等級づけられてきました。・オレンジペコー…新芽のすぐ下の若い葉のこと。OPと表記されます。BOPは、ブロークンオレンジペコーのことで、オレンジペコーを細かく裁断したものをさします。 ・フラワリーオレンジペコー…オレンジペコーの中でも特に新芽の多く含まれるものをさします。 茎を含まず、葉を多く含みます。FOPと表記されます。・ペコー…オレンジペコーよりも下の方にある葉っぱのことです。・スーチョン…ペコーのさらに下にある葉っぱのことです。 |
●参考ページ…「コーヒーの入れ方」>>> |
●参考ページ…「コーヒーの出し方」>>> |
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