新年の挨拶メール》書き方や例文・上司や取引先へ・返信も紹介

新年の挨拶メールのページ。社内(上司・部下)や、社外(取引先、お客様)へのビジネス用の新年の挨拶メールの書き方や例文、返信をはじめ、友達あてメール文の例文を紹介します。また、新年の挨拶はいつまでに出すかを解説します。
挨拶メールとは、挨拶状の代わりに用いるメールのことをさします。
本来は手紙やハガキなどを用いるのが正式なマナーですが、ふだんからやり取りしている相手や親しい相手への連絡の場合などに、気軽に使えて経費のかからない通信手段としてメールが利用されるケースもあるようです。

■1.新年の挨拶のメールとは

新年の挨拶メールとは、新しい年を迎え、挨拶回りをしたり挨拶状を送る代わりに用いられるメールのことをさします。年賀状の代わりとして送ることもあります。
[ビジネスシーンでは…]
年明け早々は先方も多忙なはず。挨拶に伺い面会する時間を割いて頂くことは相手方にとっても負担になります。また、新年の挨拶状としては年賀状が一般的ですが、会社・企業の中には経費削減の一環として年賀状のやり取りを縮小しているところもあります。このような時、メールであれば先方の空き時間に読んで頂くことができるだけでなく、経費をかけずに、即、先方に送ることができます。
 もう一つの長所としては、相手にすぐに届く点があります。こちらから年賀状を出していない相手から年賀状を頂いた場合、すぐに年賀状を出したとしても相手に届くのは松の内を過ぎてしまい、間の抜けた感じになります。年明けの営業開始日が遅い会社ならなおさら、すぐに先方に届くメールを活用するメリットがあると言えます。
  なお、 メールで挨拶文を送る行為は、マナー上はあくまでも略式となりますので、大切なビジネス上の相手に対してはきちんと挨拶に伺うか、年賀状を出すようにしましょう。
 また、新年の挨拶メールの宛先としては直接の取引先だけでなく、同期の仲間や、同僚あてのものもつい送りがちです。
業務に関わる挨拶メールを職場から送るのはOKですが、会社や職場によっては、私用の挨拶メール送信を禁止しているところもあります。ご利用の際には職場の服務規程にも従うようにして下さい。
[友達あての場合は…]
 友達あての場合には、除夜の鐘のあと新年のカウントダウンを聞いてすぐにメールを送ることもあるほか、年賀状の代わりにメールを送るケースも増えてきているようです。スマホあての場合には深夜の時間帯等は特に注意が必要ですが、先方の迷惑にならない範囲でメールを大いに活用して構わないでしょう。
 

■ 新年の挨拶メールはいつまで?

新年の挨拶メールは7日までに出したい

業界によっても異なるようで「いつまで」という決まりはないのですが、基本的には新年の仕事始めの日に送る、というのが原則となります。とりわけビジネスの取引先への新年の挨拶メールや年始の挨拶メールはできれば松の内(7日まで)に出すようにします。特に松の内を過ぎると「あけましておめでとうございます」という言葉は使いづらくなります。
ちなみに、年賀状の場合には松の内を過ぎると「年賀状」の形で出すのはむしろマナー違反。年賀状の時期を過ぎたら「寒中見舞い」を出します。

■ 2.上司あて新年の挨拶メールと返信 ビジネスマナーと例文、件名

職場によっては、年明けに新年の全体会議や全体朝礼などがあり、上司あてにメールで新年の挨拶を送ることはほとんどありませんが、例えば上司が遠方にいる場合や、海外赴任中、在宅勤務の場合など、上司あてに新年の挨拶メールを送ることがあります。
1. 件名は用件がわかるように、かつ、簡潔に
2. あて名の書き方や配置には基本的な決まりがあります。
3. 職場関係の相手に送る場合、本文には、敬語や丁寧語をしっかり使いましょう。
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上司あてに新年の挨拶メールを送る

▼上司あてにメールを送るケースの例

① 海外赴任中に 上司へ
② 在宅勤務時に 上司へ
③ 出向中に 上司へ
④ サテライトオフィスでの勤務中に 上司へ
⑤ 社命による留学中に 上司へ
⑥ 支店や営業所から本社・本部の上司・上層部へ

▼押さえておきたいビジネスマナー

・できれば上司から新年の挨拶メールを頂く前に送信
年明け初日は誰もが忙しいものですが、一番避けたいのは、こちらから送る前に上司からのメールが届いてしまうパターン。本来は先に部下が上司あてにメールを送りたいものです。
上司からのメールが先に届いてしまった場合の返信はこちらで紹介します>>>
・新年を祝う賀詞に注意
上司あての新年を祝う言葉として、ふさわしくないものがあるので注意しましょう。
以下の言葉は上司あてのメールに使えます。
「謹んで(謹)」「恭しい(恭)」が入る賀詞です。
・謹賀新年
・恭賀新年
・謹んで新年のお慶びを申し上げます
・謹んで新春の寿ぎを申し上げます
・明けましておめでとうございます
ちなみに、以下の言葉は上司あてのメールには適していません。
「賀正」「迎春」「新春」などの、「謹んで」という文字が入らない賀詞はなるべく目上の人には使わないようにします。
・ 全体は短めの文章で
慌ただしい年の始め。業務山積の日に長文のメールを受けるのは上司としてもうんざりするもの。全体の長さは長くならないよう手短かにします。
・社内なら略礼、略儀を詫びる必要なし
メールは挨拶状と比較すると略式となりますが、上司あてに出す年末の挨拶メールは業務連絡の一環でもあり、出しても失礼にはあたらないため非礼を詫びる必要はありません。
上司あて新年の挨拶メール 例文
[件名]:【角煮一郎より】新年のご挨拶
[本文]
九州本部長 白田長政様
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
年明け3日からシンガポールに出張中のため、メールにて
新年のご挨拶を申し上げます。
9日には帰国予定です。ご報告には翌10日に伺います。
本年もご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
…………………
見本商事(株)tel.096-0000-0000
長崎支店長 角煮一郎 
E-mail:**@**.**
【解説】
1.件名:例文では氏名を件名の文中に入れています。ほかに「年明けのご挨拶」など。
2.宛名:
お堅い会社なら「部署名、肩書名、氏名+様」あるいは「肩書名、氏名+様」となります(上記の文例のとおり)が、最近は単に「氏名+様」や「姓+様」と記載する会社が多くなってきています。
3.本文:下記を盛り込む
・新年の挨拶の言葉を述べる。
  上司にあてて出す場合には「謹んで新年の〜」のように
 「謹」「恭」が入る賀詞を使うようにします。
・昨年お世話になったお礼の言葉。
・年初の予定や現在の業務に関する報告や近況報告などを手短に
・プライベートで付き合いがある上司なら多少その話題も入れて良い。
 (例:忘年会ではお世話になり、ありがとうございました)
・本年もよろしくお願いしますの挨拶の言葉。
上司あて新年の挨拶メール(返信) 例文
[件名]:【角煮一郎より】新年のご挨拶
[本文]
九州本部長 白田長政様
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
早々にメールを頂きましてありがとうございました。
ご挨拶が遅れまして申し訳ございません。
今月から新人研修のためのプロジェクトが本格的に始動します。
未来の見本商事を支えてくれる若者たちとの出会いに
期待が膨らみます。
色々とご指導を仰ぐ機会も多くなるかと思いますが、
本年もよろしくお願い申し上げます。
…………………
見本商事(株)tel.096-0000-0000
長崎支店長 角煮一郎 
E-mail:**@**.**
【解説】
1.件名:例文では氏名を件名の文中に入れています。ほかに「年明けのご挨拶」など。
2.宛名:
お堅い会社なら「部署名、肩書名、氏名+様」あるいは「肩書名、氏名+様」となります(上記の文例のとおり)が、最近は単に「氏名+様」や「姓+様」と記載する会社が多くなってきています。
3.本文:下記を盛り込む
・新年の挨拶の言葉を述べる。
・上司からメールを頂いたお礼の言葉と、自分が送ったメールが遅くなったお詫びの言葉。
・年初の予定や現在の業務に関する報告や近況報告などを手短に
・プライベートで付き合いがある上司なら多少その話題も入れて良い。
 (例:忘年会ではお世話になり、ありがとうございました)
・本年もよろしくお願いしますの挨拶の言葉。

■ 3. 社内あて新年の挨拶メール ビジネスマナーと例文、件名

社長が社内あてに、部門長や場所長が部下あてに、新年の挨拶メールを送ることがあるほか、気軽に社内の同僚あてに出すこともあります。
1. 件名は用件がわかるように、かつ、簡潔に
2. あて名の書き方や配置には基本的な決まりがあります。
※上司あてに出す場合には、賀詞に注意が必要です。上記例文を参照してください>>>

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社内あてに年末挨拶メールを送るケースの例

▼社内あてにメールを送るケースの例

① 社長が社内あてに
② 部門長や場所長が部下あてに
③ 業務上の必要がある担当者が社内あてに
④ 社内の担当者間で、直接顔を合わせる機会がない相手に

▼押さえておきたいビジネスマナー

・できれば営業初日に送信
「新年のエールを送り、今年もよろしくお願いします」という気持ちをこめたものです。短いメールでも構いませんので、営業初日には送信します。
・さまざまな立場の相手が読む場合には新年の賀詞に注意
目上の相手も読む可能性があるメールなら、「謹んで(謹)」「恭」などの文字が入った賀詞を使うのが無難です(詳細説明は上記2で>>>)。
・全体は短めの文章で
慌ただしい年末。メールの多い時期に長文のメールを受けるのは同じ社内でもうんざりするもの。全体の長さは長くならないよう手短かにします。
・社内なら略礼、略儀を詫びる必要なし
メールは挨拶状と比較すると略式となりますが、社内あてに出す年末の挨拶メールは業務連絡の一環でもあり、出しても失礼にはあたらないため非礼を詫びる必要はありません。
社内あて年末挨拶メール 例文
[件名]:社長より>新年の挨拶
[本文]
社員各位
あけましておめでとうございます。

いよいよ◯◯年度のスタートです。
新工場完成に向けて今年も課題満載ですが、
 1. 全体の計画に見落としはないか
 2. 計画通りに進んでいるか、遅れている部門の問題点は何か
 3. 目標にとらわれすぎていないか、足元は大丈夫か
など、各自が問題意識を持って業務に取り組んでください。
全員が部署を超えて業務の改革に取り組めるよう

常にオープンな体制で皆さんの意見をお待ちしております。
今年もより一層の飛躍をめざしてがんばりましょう。
皆さん、宜しくお願いします。

…………………
代表取締役社長 見本太朗
(内線0001) E-mail:**@**.**
【解説】
1.件名:例文では差出人を件名の文中に入れています。ほかに「新年のご挨拶」「新年のご挨拶およびご連絡」「新年のスタートにあたって」など。
2.宛名:
上記の文例は相手が不特定多数の場合です。他には「◯◯部の皆様へ」「社員の皆さんへ」など。
もし相手が個人なら「部署名、肩書名、氏名+様」あるいは「肩書名、氏名+様」となりますが、最近は単に「氏名+様」や「姓+様」と記載する会社が多くなってきています。
3.本文:例えば下記を盛り込む
・新年を祝う言葉(賀詞)を述べる。
 相手が色々な立場の人の場合は、言葉遣いに注意(詳細は2上司あて>>>
・年初の業務予定など、業務に関する内容(手短に)
・個人から個人あてメールであれば多少プライベートな話題も入れて良い。
(例:年賀状をありがとうございました。)など。
・来年度よろしくお願いしますの挨拶の言葉。

■ 4.社外・取引先あて新年の挨拶メール ビジネスマナーと例文、件名

営業担当者は年明けすぐに取引先に挨拶をして回る光景が良く見られます。しかし、当分面会する予定がない取引先をはじめ、相手が遠方におられるケースや、業種や職種によっては直接お会いしない取引先もあり、メールで新年の挨拶をすることも多くなっています。
1. 件名は用件がわかるように、かつ、簡潔に
2. 社外宛の場合のあて名の書き方や配置には基本的な決まりがあります。
3. 取引先や社外の相手には敬語や丁寧語をしっかり使いましょう。
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社外・取引先あてに新年挨拶メールを送るケースの例

▼社外・取引先あてにメールを送るケースの例

① 営業担当が客先・取引先あてに
② 通販サイト運営会社が顧客あてに、企業が顧客あてに
③ フランチャイザー(本部)からフランチャイジー(加盟店)あてに
④ 会社から下請けの会社に、下請けの会社から発注元の会社に
⑤ 本部の企業から代理店あてに、代理店から本部あてに
⑥ 本部から販社あてに、販社から本部あてに
⑦ 企業から下請けのフリーランスや個人事業主へ、フリーランスや個人事業主から企業へ

▼押さえておきたいビジネスマナー

・できれば早めに送信
できるだけ営業日初日に送ります(初日の送信が難しい場合でもなるべく早めに送ります)。遅くとも松の内(1月7日頃まで)には送信したいものです。
・全体は短めの文章で
新年の挨拶と用件を簡潔に伝え、全体の長さは長くならないよう手短かにします。
・社外の相手なら略礼、略儀を詫びる
大切な相手であれば本来は直接会って挨拶をしたいものですが、会えない時に出すのが挨拶状です。これに対してメールは挨拶状よりも略式となります。社外あてに出す新年の挨拶メールは略礼、略儀であることをお詫びする一文を書き添えます。
同じメールを複数の宛先に送信するときは細心の注意を払う
雛形となる挨拶文章をひとつを作って複数の相手に同じ内容のメールを送信する方もいらっしゃると思います。一度にたくさんの相手に送ることができる便利さがメールの長所でもありますが、宛先を入力するときには、CCと、BCCの使い分けに気をつけましょう。事務局にも時々CCのメールが誤って届く時があります。
ビジネスメールのマナーについては、こちらのページでご説明しています。
※ビジネスメールのマナー>>>
社外・取引先あて新年の挨拶メール 例文
[件名]:【サンプル電子工業(株)田中より】新年のご挨拶
[本文]

パパイヤ電子株式会社
製造部長 山本様

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も、より一層のご支援を賜りますよう、
従業員一同心よりお願い申し上げます。

本来であればご挨拶に伺うべきところですが、
メールにて失礼いたします。
新年は1月5日より平常営業をいたしております。
よろしくお願い申し上げます。
……………………………………
サンプル電子工業(株)東京都渋谷区○○○□−□−□
代表取締役 田中翔一
tel.03-0000-0000
E-mail:**@**.**
……………………………………

【解説】
1.件名:例文では差出人の社名を件名の文中に入れています。ほかに「新年のご挨拶」「年末のご挨拶およびご連絡」など。
2.宛名:
上記の文例は相手が会社・企業の担当者の場合です。他には「代表取締役 見本太郎様」「◯◯株式会社 御中」など。
もし相手が担当者個人なら「社名、部署名、肩書名、氏名+様」あるいは「社名、肩書名、氏名+様」となりますが、会社あてであれば「社名+御中」、フリーランスあてなら「(有れば)屋号、姓+様」「(有れば)屋号、氏名+様」と記載します。
3.本文:例えば下記を盛り込む
・新年を祝う言葉(賀詞)を使う。
 (目上の人や社外の相手には「謹んで(謹)」「恭」などの言葉を含む賀詞を使う)
・個人から個人あてメールであれば多少プライベートな話題も入れて良い。
(例:先日の忘年会ではお世話になりました。)など。
・年初の予定や業務に関する連絡
・昨年度お世話になったお礼の言葉。
・本年度よろしくお願いしますの挨拶の言葉。
・メールという手段を用いてご挨拶をすることについて非礼を詫びる言葉。

■ 5.お客様あて新年の挨拶メール マナーと例文、件名

営業担当者がお客様あてに、あるいはショップがお客様あてに、通販サイトの運営会社などが顧客あてに新年の挨拶メールを送ることがあります。多くのメールが送られる時期でもあります。先方に不快感を与えないよう、注意しましょう。
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お客様あて新年の挨拶メール 例文
[件名]:【◯◯ショップ】新春特別セールのご案内
[本文]

◯◯◯◯様
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のご高配を賜りまことに有り難く
厚く御礼申し上げます。
本年も、より一層のご支援を賜りますよう、
従業員一同心よりお願い申し上げます。
なお、年明けは1月3日より営業いたしております。
1月15日までは新春特別セールにつき70〜15%オフとなっております。

◯◯様のご来店を心よりお待ちしております。
よろしくお願い申し上げます。
……………………………………
◯◯ショップ 横浜市中区山下町○○○□−□−□
高橋、田中、渡辺
tel.03-0000-0000
E-mail:**@**.**
……………………………………

【解説】
1.件名:例文では差出人の店名を件名の文中に入れ、セールの告知をしています。ほかに(ショップ名や店名)+「新年のご挨拶」など。
2.宛名:
上記の文例は相手が個人のお客様の場合です。会社としてのビジネスメールを肩書のある相手に出す場合には「代表取締役 見本太郎様」、会社あてであれば「◯◯株式会社 御中」など。
もし相手が担当者個人なら「社名、部署名、肩書名、氏名+様」あるいは「社名、肩書名、氏名+様」となりますが、会社あてであれば「社名+御中」、フリーランスあてなら「(有れば)屋号、姓+様」「(有れば)屋号、氏名+様」と記載します。
3.本文:例えば下記を盛り込む
・新年を祝う言葉(賀詞)を使う。
 (目上の人や社外の相手には「謹んで(謹)」「恭」などの言葉を含む賀詞を使う)
・昨年度お世話になったお礼の言葉。
 (上記の文例では、「平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます」と述べています。)
・個人から個人あてメールであれば多少プライベートな話題も入れて良い。
 (例:先日の忘年会ではお世話になりました。)など。
・年初の予定や業務に関する連絡
 (上記の文例ではセールの告知をしています)
・本年度よろしくお願いしますの挨拶の言葉。

■ 6.友達あて新年の挨拶メール マナーと例文、件名

ごく親しい友人あてのメールではスマホが主流となっていますが、むしろきちんとした年初の挨拶メールを送信するような間柄の相手とはパソコンやタブレットも用いることがあるようです。
近況報告なども含めて送信すると良いでしょう。
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友人・友達あての新年の挨拶メールの例
親しい相手には年賀状はもちろん、スマホなどでメールを送るケースが増えているようです。パソコンなどからメールを送る友人・友達の例は以下のとおりです。

▼友人あてに年末の挨拶メールを送るケースの例

① 保護者会の担当者どうしで
② 同期入社や、同僚と
③ 旧友、友人、仲間あてに
④ 個人事業主やフリーランス同士など、ふだんからパソコンやタブレットなどでメールのやり取りをしている相手と

▼押さえておきたいマナー

・できれば早めに送信
年賀状の代わりとして送る場合には、年明けなるべく早めに送信します。
・全体は短めの文章で
メールが多い時期です。全体の長さは長くならないよう手短かにします。
・友人なら略礼、略儀を詫びる必要なし
メールは挨拶状と比較すると略式となりますが、友人あてのメールであれば気軽に出しましょう。特に普段からメールでやり取りをしている相手であればごく簡単な文章で構わないでしょう。
友人・友達あて年末挨拶メール 例文
[件名]:【見本花子より】あけましておめでとう!
[本文]

散布留美様

あけましておめでとうございます!
旧年中はお世話になりありがとうございました。
仕事を理由に帰省をせずにおりましたが、結局、 起床と就寝の間は
テレビ→食事→ビデオ→間食→うたた寝→を繰り返す永久機関で
三が日がまたたく間に過ぎました。
政府が秘密裏に今年から一日を24時間よりも短くしたのかも知れないス。
いま、この時間はまさに青くなってパソコンに向かっています。
もちろん今期も「締切厳守!」がモットーです。
何はともあれ今年も宜しくお願いします。
……………………
見本花子 E-mail:**@**.**
tel.090-0000-0000
【解説】
1.件名:例文では差出人の名前を件名の文中に入れています。友人同士ならメールアドレスも登録済みのはずですので、もっと砕けた表現でも良いでしょう。他には「新年のご挨拶」「新年会のご案内」「鈴木@バスケ部より新年のあいさつ」など。
2.宛名:
上記の文例は大人同士のメールのやり取りの基本として、「氏名+様」の形をとっています。仲の良い相手ならニックネームでも(ふだんの呼称でも)構わないでしょう。
3.本文:例えば下記を盛り込む
・新年の挨拶の言葉
・昨年度お世話になったお礼の言葉。
・近況などを手短に。
・来年度よろしくお願いしますの挨拶の言葉。