暑中見舞いの時期

暑中見舞いの時期のページ。暑中見舞いには、立秋前の一年で最も暑さが厳しい時期に出すハガキや手紙を指す場合と、この時期に贈る贈り物をさす場合の2つの意味があります。 一年で最も暑さが厳しい時期に相手の健康を気遣う書状(暑中見舞いのハガキや暑中見舞いの手紙)と、この時期に贈る贈り物について関東や関西エリアでお中元を贈る時期と比較しながら解説したいと思います。
………このページの内容………
1. 暑中見舞いの2つの意味と時期
(1-1)暑中見舞いのハガキや手紙と時期
(1-2)お中元と暑中見舞いの時期(関東・関西)
2. 暑中見舞いのハガキ 例文・文例
3. お中元、暑中御見舞、暑中御伺の表書き・書き方
4. 喪中の場合の暑中見舞い
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■1.暑中見舞いの2つの意味と時期

暑中見舞いというと皆さんが思い浮かべるのは「かもめ~る」のようなハガキに代表される夏の便りかもしれません。
しかし暑中見舞いには、下記の2つの意味があります。

①暑中見舞いのハガキ、暑中見舞いの手紙
……最も暑さが厳しい時期に相手を気遣って出すハガキや手紙。

②暑中御見舞、暑中御伺…お中元に代わる夏の贈り物として
……お世話になっている相手に感謝(および健康を祈る気持ち)をこめて贈る品物。

①②いずれも立秋前までの一年で最も暑さが厳しい時期に送ります。以下に詳しく説明します。

(1-1)暑中見舞いのハガキや手紙と時期

ハガキや手紙の暑中見舞いを出す時期(ピンク色の時期です)

二十四節気
暑い時期のみ抜粋

時期
日にちは年により変動

ハガキや手紙の
暑中見舞いを出す時期

夏至 6/21頃  
     
小暑 7/7頃 暑中見舞いのハガキ(または手紙)は、梅雨明けの小暑の頃から立秋までの間に出します。
(先方には遅くともお盆前に届きます)
   
大暑 7/23頃
   
立秋 8/7頃
    暑中見舞いの時期を過ぎてから、この時期に出す場合には「残暑見舞い」となります。
残暑見舞いの場合には、遅くとも8月中に先方に届くように出します。
処暑 8/23頃

(1-2)お中元と暑中見舞いの時期(関東・関西)

【お中元と暑中見舞いのマナーとポイント】
暑中見舞いは、日頃お世話になっている相手にお中元と同様の意味で贈られる品物にも使われる言葉です。暑中見舞いという表書きはお中元の時期に、あるいは関東を中心としたAエリアの人が新盆の時期を過ぎてから立秋(8/7頃)までに使える表書きで「暑中御見舞」と書きます。
ただし、目上の相手に対して贈るときには「暑中御伺」という表書きを使うのがマナーです。

[Aエリア]
関東を中心として、東日本、関東、東海などの殆どの地域では7月に入るとお中元の時期となります。めやすは7月15日の新歴の盆の頃までに贈ります。この時期を過ぎて立秋(8/7)の頃までに贈るのは暑中御見舞い・暑中御伺い。
ちなみに更にその時期を過ぎてしまったら残暑御見舞い・残暑御伺いとなります。

[Bエリア]
関西圏を中心にした西日本では旧暦の新盆をめやすにして一ヶ月遅れの8月15日頃までをめやすにお中元を贈ります。
ちなみに、その時期を過ぎてしまったら残暑御見舞い・残暑御伺いとなります。

最近では全国的な傾向としてお中元を贈り始める時期は年々早くなってきており、Bエリア・西日本でも7月になるとお中元を送る人も増えてきています。
お中元の時期と暑中見舞い・暑中御伺いを出す時期(★2)
暑中見舞い・暑中伺いを出す時期は、この表のブルーの色をつけた部分の時期です

注1)二十四節気の日にちは年により変動します。
注2)関西や西日本でも、次第にお中元の時期を関東エリアに合わせる家が多くなってきています。
注3)お中元を贈る開始時期は全国的に次第に早くなってきています。
時期 関東 および東日本、東海、北陸などのエリア 関西 および西日本の一部のエリア 全国
どのエリアでも
お中元/暑中見舞い・暑中伺い お中元 暑中見舞い・暑中伺い
夏至 6/21頃      
7/1 関東を中心としたエリアのお中元7月初旬から、新暦の盆7/15頃までに届くように贈ります。  
お中元と同様の目的で贈る品を7月初旬から立秋(8/7頃)までに届くように贈るときに暑中見舞いまたは暑中伺いの表書きを使うことができます。
小暑 7/7頃  
新盆
7/15頃
 
  (右上の★参照)
お中元と同様の目的で贈る品を7/15の新暦のお盆を過ぎてから立秋(8/7頃)までに届くように贈るのが暑中見舞いまたは暑中伺いです。
 
大暑 7/23頃  
8/1 関西や西日本のお中元8月初旬から、旧盆の8/15頃までに届くように贈ります。
立秋 8/7頃
旧盆
8/15頃
立秋を過ぎてから、この時期に届く場合には残暑見舞いとなります。
残暑見舞いの場合には、遅くとも8月中に先方に届くようにします。
立秋を過ぎてから、この時期に届く場合には残暑見舞いとなります。
残暑見舞いの場合には、遅くとも8月中に先方に届くようにします。
  旧盆を過ぎてから、この時期に届く場合には残暑見舞いとなります。
残暑見舞いの場合には、遅くとも8月中に先方に届くようにします。
処暑 8/23頃
8/31

■2. 暑中見舞いのハガキ 例文・文例

それでは、実際に暑中見舞いのはがきについて解説します。
盛り込む内容は以下の通りです。
  1. 暑中見舞いの挨拶となる言葉(挨拶文)
  2. 相手を気遣う言葉
  3. 書き手の近況報告など
  4. 相手の体調をさらに気づかう言葉
  5. 日付け(書き方に注意点あり)

季節感のあるイラスト入りのはがきを使うのも良いと思います。
レイアウトの参考になさってください。
 時候の挨拶のページへ ……>>>
暑中見舞いの書き方
暑中見舞いのレイアウト例と文章例文 解説

暑中見舞い

1. 暑中見舞いの挨拶
  暑中お見舞い申し上げます という言葉は、冒頭に、やや大きめに書きます。
2. 時候の挨拶
  葉書を出す時期にふさわしい時候の挨拶(7/初旬〜立秋の頃まで)の言葉を用います。
3. 書き手の近況報告
  近況報告は、なるべく具体的な内容の方が、受け取る側も楽しいものです。

この部分に御中元のお礼の言葉を書いても良いでしょう。
4. 相手の体調を気づかう言葉
  一年中で最も暑くなる時期です。相手の体調を気づかう言葉を必ず入れましょう。
5.日付
  日付けを書く場合には「○年○月○日」というような正確な日付けは書かずに「平成○○年盛夏」と書くのが慣例です。

ちなみに、残暑見舞いの場合の日付け部分は「平成○○年晩夏」「平成○○年立秋」「平成○○年八月」などと書きます。
▼[友達に出す暑中見舞いの文例・例文]
 暑中お見舞い申し上げます。
 毎日暑い日が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。
 ◯日から、夏休みを利用して札幌に来ています。想像していたのとは異なり、北海道とは思えないほどの暑さに驚いています。このハガキは夏祭り会場で買った氷の彫刻の様子です。少しは涼しい気分をお届けできたでしょうか。
 今年の夏はこれからが本番です。暑さに負けないよう、くれぐれもご自愛下さい。
平成○○年 盛夏    
近況についてhはどんな内容でも構いません。裏面が写真などの絵ハガキであればごく短い文面になります。気軽に書いてみましょう。

この他に暑中見舞いの文例はこちら
1)暑中見舞い文例/ビジネス>>>

2)暑中見舞い文例/友達へ>>>
3)暑中見舞い文例/先生>>>

■3.お中元、暑中御見舞、暑中御伺の表書き・書き方

お中元、暑中見舞い、暑中伺いの品を送るときののしの書き方を解説します。

お中元ののしの書き方は?

書き方とマナー

御中元・お中元 暑中御見舞 暑中御伺

上段は 時期によって「御中元」
「暑中御見舞」(★2
目上の相手には「暑中御伺」など

下段は
「佐藤」
「佐藤一郎」など

持参して手渡しするときは外のし、宅配便などで送るときには控えめに内のし、という場合が多いようです。

時期により「御中元」「暑中御見舞」「残暑御見舞」を使い分けます。ただし、目上の相手に贈る時には暑中御見舞を使うのはNG。暑中御伺となります。同様に、目上の相手への残暑御見舞は、残暑御伺となります。(★2
解説
ここ十年来は紙資源節約の立場から「簡易のし」と呼ばれる短冊タイプ(短冊のし)も多くなりました。

水引きは、紅白の蝶結びのものを使います。
基本的に熨斗はつけますが、魚や肉等の生臭ものにはつけません。

外のしとは、包装紙で品物を包んだ上からのしをつけること、内熨斗とは、品物の箱に直接のしをつけ、その上から包装紙で包むことを言います。

4. 喪中の場合の暑中見舞い マナー

暑中見舞いのハガキまたは手紙は、相手が喪中の場合も、自分が喪中の場合も出してもかまわないとされます。
理由は本来の目的が「一年で最も暑さが厳しい時期に、相手を気遣って出す書状」だからです。相手の健康を気遣う気持ちは喪中とは別だからです。同様の理由により、受け手もしくは送り主のいずれが喪中であっても残暑見舞いを出しても構わないとされます。仮に知らずに出してしまってもマナー違反にはなりません。

 ただし、通夜・葬儀など一連の儀式が一段落するまでは遺族も何かと忙しいものです。先方の健康を気遣う気持ちは大切にしつつも、喪中であることがわかっている場合には最も忙しい期間は避けるほうが良い、と思われます。例えば初七日が終わらぬうちや、四十九日の法要の日に届くのは避けたほうが良いでしょう。

 なお、お中元(またはお中元と同様の目的の暑中見舞い)も、お世話になった相手へのお礼の気持を表すのが本来の目的であるため、喪中の相手であっても贈っても良いとされます。こちらも初七日が終わらぬうちや、法要の日に持参するのは避けたほうがよいでしょう。ご不幸があって間もないお宅にお中元を贈る場合には、時期をずらして残暑御見舞や、残暑御伺としても良いでしょう。
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