お見合い、結婚を考えるページ

結婚…近年では婚活という言葉もできました。一生のパートナーを決める「お見合い」を改めて見直してみましょう。「お見合い結婚」というと少し堅苦しい感じがしますが、今ではパーティー形式などの新しい形のお見合いや、結婚紹介所を通 したご縁もあるようです。第一印象がとても大切なのがお見合いです。きちんとした作法やマナーはひととおり頭に入れておきたいものです。
このページでは、昔ながらのお見合いを一通りご紹介します。また、「見合い」から結納・結婚までのだいたいの流れを説明します。
………このページの内容………
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1. 世話人にお見合いを依頼する
2. 縁談が来たら
3. 身上書の書き方(釣書、釣書き)
4. 家族書の書き方
5. お見合いの場所の選び方
6. お見合い当日のマナー
7. お見合い当日の流れ
8. お見合いの日の服装
9. 仲人について
10. お見合いのセッティング
11. お見合いの返事のマナー
12. お見合いから結婚までの流れ
   ・告白、プロポーズ、結納、挙式
[参考]
【お見合いの席の食事のマナー『食事』のページへ】
【結納のページへ】
【その他のマナー…『仲人』のページへ】

1.お見合いをしたいと思ったら…世話人への依頼のしかた

古くからある「見合い」に欠かせないのが世話人です。「世話人」とは、結婚を考えている当人同士を引きあわせる役目をする人です。
一般的にはお見合いの相手を斡旋・紹介をする職業の人に限定する必要はなく、知人、親戚、職場の上司、恩師などに依頼します。あなたのことを良く理解してくれる、信頼できる人にお願いしましょう。本人または両親がお願いするのが良いでしょう。
世話人への依頼の仕方

世話人

ポイント
●知人、親戚、職場の上司、恩師などに依頼する。
備考
◎あなた自身がお願いするのが最良。両親がお願いするケースも多い。
◎無理やり縁談をまとめようとする方は避け、あなたのことを良く理解してくれている、信頼できる方にお願いしましょう。

用意するもの

ポイント
●写真、身上書、家族書を用意する。
●相手にどんな人を望むか(年齢や学歴、収入など)のほか 結婚後、居をどのあたりに構えたいのか、親と同居・別 居、女性なら専業主婦希望、仕事に就いていたいなど、自分の希望をはっきりと伝える。
備考
◎書類は自筆のものを用意する
◎写真は、写真館で撮影したもの(=いわゆる「お見合い写真」)以外に、ふだんの様子や趣味、活動の様子がわかるものも添えると良い。
◎自己紹介の書面も添えるのが一般的。

2.縁談が来たら ★  

結婚する意志が全くない場合には、写真や身上書などを受け取る前に断りましょう。
もし結婚を考え始めているようなら、せっかくのご縁です。まずは写真、身上書、家族書、自己紹介をじっくり拝見しましょう。疑問点があれば、お見合いの前に世話人様に確認しても失礼にはあたりません。
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縁談が来たらどうする?
あなたの気持ち あなたの対応 備考
結婚そのものを、全く考えていない
  あなたの対応 備考
●写真や身上書などを受け取る前に断りましょう。 ◎相手方のことを知る前に断ります。結婚する意志がないことをきちんと世話人様に伝えましょう。
結婚を考え始めている
  あなたの対応 備考
●写真、身上書、家族書、自己紹介をじっくり拝見しましょう。疑問点があれば、お見合いの前に世話人様に確認します。 ◎お返事は、お受けする場合でも、お断りする場合でも一週間が目安です。
◎お断りする場合には、失礼にあたらぬよう、言葉を選び、丁寧にお断りします。お預かりした書類は世話人様を通 じてお返しします。

3.身上書の書き方

「身上書」とはお見合いのときに相手方に渡される「履歴書」のようなものです。釣書、釣書きなどとも言います。事務用品店で販売している履歴書の用紙に書くのではなく、便箋にペンで書き、白い封筒に入れます。 以下を参考に箇条書きのような形式で書きます。
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身上書の書き方
順序 備考
1 タイトル(表題)
  氏 名・
  生年月日
  備考
身上書 
 田野 椎  
(たの しい)
昭和◯◯年6月7日生
◎タイトルは少し下げて。

◎当人の名や生年月日は行の
 最後にくるように
2  本籍地 ・現住所
 
本籍地 福岡県
現住所 福岡市南区大橋◯−◯−◯
◎番地まできちんと書く。マンションの場合は部屋番号も。
3 学歴
 
学歴
平成十一年三月 福岡県立福九高校卒業
平成十五年三月 福九大学法学部法学科卒業

◎最終学歴からさかのぼって一つ手前まで(たとえば大学卒なら高校から)書く。
卒業年度と学校名学部学科名など。

◎普通は縦書きの書式で書くので、年度や月は漢数字にしています。

4 職業
 
職業
平成十五年四月 株式会社見本物産 入社
現在に至る
 
◎年度と社名、ほかに必要があれば部署名や勤務地、支店名など

◎普通は縦書きの書式で書くので、年度や月は漢数字にしています。
5 資格
 
資格
普通自動車運転免許
 
6 趣味
 
趣味
読書、観劇、釣(海)、スポーツ観戦
 
7 健康状態
 
健康状態
良好。 既往症 なし。
◎最近では身長や体重を記す場合もある。
8 家族
 
家族
 父 田野 茂椎
  昭和◯◯年生 ◯◯株式会社勤務
 母 田野 しげ
  昭和◯◯年生
 兄 田野 蓑綱
  昭和◯◯年生 ◯◯株式会社勤務
 

4.家族書の書き方

目的は、家族構成を伝えるためのものです。年齢の順に、氏名と本人との続柄、職業を記載します。
本人の兄弟姉妹が、すでに結婚し、同居していない場合でも記載します。
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家族書
ポイント 備考
●年齢の順に、氏名と本人との続柄、職業など簡単なプロフィールを記載します。 ◎一般的に、同居している家族を記載します。ただし、 本人の兄弟姉妹については、すでに結婚し同居していない場合でも記載します。

5.見合いの場所の選び方  

わかりやすい場所、清潔な印象を大切にします。
正座が苦手な人が多いので、椅子席の方が良いでしょう。
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見合いの場所
ポイント 備 考
●ホテル、仲人の自宅などを会場にするのが無難。

●正座が苦手な人が多いので椅子席の方が良いでしょう。
◎最初からお食事というより、まずはお茶(ティータイム)からという方も多い。

◎なるべくなら、世話人が事前に席を予約します。ホテルを会場にする場合は、予約をする際に「お見合いのために」と伝えると良い。

6.お見合い当日のマナー

 約束の時間よりも20〜30分前にはお見合いの式場に着いているようにします。できれば化粧室などの鏡の前で身だしなみやお化粧を整えます。
 当日どうしても遅刻しそうな場合は、必ず電話を入れましょう。
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お見合い当日のマナー
●お仲人さんにご挨拶を  ●進行はお仲人さんに従う
ポイント 参考
●式場に着いたらまずはお仲人さんに挨拶をする。

●約束の時間の10分前には、所定の位置に着く。

●進行役のお仲人さんの指示に従い 明るくはっきりとした態度で。
◎所定の位置に着く前に身だしなみをととのえておく。

◎式場が和室の場合は…
・座布団をふまない。
・洋服の場合、身体の少し前方に両手を着いて身体を支え、座布団の中程から滑るようにして座る。

・和服の場合、まずひざをまげ、着物の裾を整えるようにして座り、両手の握り拳で身体を支えながら前方ににじり寄る。
●食事のとき
ポイント 参考
●ティータイムにお見合いをするのが一般的になってきたが、お見合いの席で、 お食事をする場合もある。
嫌いな食べ物が出てもなるべく我慢して食べる。どうしても食べられない場合は「申し訳ありません。どうしてもいただけないのです」 と一言。

食事のマナー…『食事』のページへ
◎どうしても嫌いな食べ物がある場 合には、会場を決める前にお仲人 さんに相談しておく。

◎食事が始まったら、なるべく食事の途中では席を立たない。
●お見合いが終了した時
ポイント 参考
●テーブル席なら椅子を立ったとき和室なら座布団をはずしてから挨拶をする。 ◎「本日はとても楽しかったです。ありがとうございました。」など
●なるべく早く お仲人さん にお礼を
ポイント 備考
●お見合いを終えたら、なるべく早 いタイミングでお仲人さんにお礼を伝える。

●まずは電話で良い。落ち着いたらきちんとお礼に伺う。格式ばらない場合でも礼状くらいは出すこと。
◎まずは電話でお礼を。その時に返事や印象を伝える場合もある。

7.見合いの当日の流れ

お見合い当日の流れをだいたい頭に入れておくと、当日、落ち着いて行動できます。
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見合いの流れ
流れ 備 考

1.待ち合わせ・集合

①会場には仲人が一番始めに着くこと  
②当人たちが到着したら席を立って迎える。
到着済みの本人は、相手方が来たら席を立って迎える
◎仲人は席を立って当人達を迎える。
◎仲人は、当人達が到着したら、各自に席順を案内する。

2.仲人が2人をそれぞれ紹介する。

仲人に紹介されたら相手の目を見て礼をする。 ◎紹介されたら、本人は自分の口で「◯◯です。よろしくお願いします。」と挨拶する。

3.歓談

趣味や仕事の話題など、仲人が間に入って話題づくりをする。 ◎2人の間に共通の項目があれば、そのことを話題にすると良い。

4.本人どうしで歓談

話がすすみ、お互い少しうちとけてきたら2人だけの時間を作ってあげる。 仲人、両親は退席。 ◎お見合いのあと、2人だけで過ごす時間に何をするのか、男性側は前もって心づもりをしてゆくと良い。

8.お見合いの日の服装

 女性のお見合い写真は昔は振袖で撮影することも多かったようですが、最近は「普段の様子がわかるから」と洋服での撮影も多いようです。
 同じようにお見合いの席も着物と決まっている訳ではなく清楚な雰囲気の洋服も好まれます。
 一方、男性はスーツがほとんどです。
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お見合いの日の女性の服装
  ポイント 参 考
●アクセサリーは控えめに
  ●洋服の場合、あまり派手な印象を
 与えるアクセサリーは避ける。

●着物の場合もできるだけアクセサ
 リーは着けないほうが良い。
◎洋装時、パールは上品な印象を与
 え、かつ正装に使える。

◎着物の場合、金属ベルトの時計は
 つけずにバッグに入れて。
●和服の場合
  ●ホテルなどでお見合いをする場合
 は事前に問い合わせを。着付けも
 してもらえるところがある。
◎雨模様のときなど、お見合いをす
 る場所に着付けてもらうほうが便
 利。
●洋服の場合
  ●女性は極端に肌を露出する服やミ
 ニスカートは避け、清楚な印象の
 ものを。

●冷房が効きすぎている場所もある
 ので、羽織れるものを持って行く
 と良い。
◎以下は基本的なことがら
・靴はきれいに磨いておく。
・靴下は清潔なものを。できれば新
 品を。
・女性は派手なマニキュアは避ける

9.仲人について

厳密に言うと、二人の縁をとりもつ人(結婚を考えている2人を引きあわせる人)が世話人。結婚が決まった2人および両家の縁組みをするのが仲人。そして披露宴では媒酌人が2人の仲立ちをします。
しかし「仲人」が「お見合い」「結納」「結婚式」「披露宴」のすべての場を担うことももちろんあります。
更に、本来のしきたりでは「転勤」「昇進」「出産」と、新夫婦と仲人のお付き合いは続いてゆきます。
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10.お見合いのセッティング

まず初めは条件の合った人達のお見合いのセッティングから始まります。
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お見合いのセッティング
順序 備考
1 お見合い写真を双方に渡す
  備考
●身上書をそえる ◎最近はきちんとしたお見合い写真よりも「普段の姿がわかるように」とスナップ写真を添えて渡すことも多い。
2 お見合い日時と場所の設定
  備考
●ホテルやレストランなどを予約して行うほか仲人宅で行う場 合も多い

●できれば仏滅以外の、土日の昼またはティータイムが良 い。
◎食事を一緒に取る場合は、嫌いな食 べ物がある場合を考慮し、双方にあらかじめ尋ねて和食か洋食かを決めると良い。

◎日時や場所の打ち合わせをするなかで、事前に「身上書」には現われないような両人の情報を少しでもヒヤリングしておく。
3 当日のおよその流れ
  備考
●世話人(または仲人)が2人をそれぞれ紹介する。

●趣味や仕事について、両人の共通の話題や関心時を引き出すように話題を進める。

●最後に当人同士だけで話をする時間を作ってあげると良い。
◎紹介が終わったら「どうぞリラックスしてください」の一言を。

◎当人同士は初対面で聞きにくいことも、代わりに聞いてあげるようなつもりで。

◎「それではこのへんで…」と、終了 時に話を切り上げるのはお仲人さん の役目

11.見合いのお返事のマナー

お返事はなるべく早く、お仲人さんに伝えます。
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お見合いのお返事
  ポイント 参考
●お返事を伝える
  ●お返事は直接相手に言うのではなく、お 仲人さんに伝える。

●お見合い後できるだけ早い時期に
お返事はいろいろ
◎良いお返事をする場合
「先方さえよろしければ、しばらくお付き合いをしてみたいのですが、先方のご意向をご確認いただけますでしょうか」

◎断り方
「せっかくのお話しですが、私には勿体ないような気が致します。
 お断りしていただけますでしょうか」など。
●返事のあとで
  ●なるべく早い時期に、お仲人さん宅にお礼に伺う。
 できれば両親(もしくは親)同伴で。
◎自分の気持ちや交際の進捗状況を伝える。

12.見合いから結婚までの流れ

お見合いは、二人の出会いのキッカケのひとつでした。
交際をスタートし、お互いを知ることにより、生涯の伴侶として「この人となら」と思えたなら、さあ、いよいよ婚約、結婚です。
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見合いから結婚まで

交際  → 婚約

ポイント
【告白】
●交際をスタートして3ヶ月後くらいまでには(〜遅くとも半年までがめやす)、このままお付き合いを続けたいのかどうかを相手に伝える必要があります。なぜならお見合いの場合には、(ゴールインする)可能性がないと思われた時点で相手にその遺志を伝えるのがルールであり、マナーだからです。
 相手のことをもっと知りたい、もっと交際を続けたいと思う場合には、その遺志を相手に伝える(告白する)必要があります。いきなりプロポーズをする必要はありませんが、結婚を前提におつきあいして下さいといった形で相手に気持ちを伝えます。

【プロポーズ】
●お見合いをキッカケに交際をスタートした二人。お互いを知ることにより、生涯の伴侶として「この人となら」と思えたなら、プロポーズをします。

【お互いの両親に挨拶】
●相手の意志が確認できたら、お互いの家に挨拶に行きます。

【結納の相談】
●両家の了承が得られたら、婚約のための「結納」の相談をします。
結納が済むと、晴れて婚約成立となります。
備考
◎お互いの家に挨拶に行く際は、きちんとした清潔感のある服装で。通常は簡単な手土産を持参するのが普通。

◎両家の了承が得られたら、結納のための仲人をたてるかどうかを決めます。仲人には見合いの縁組みをしてくれた方や、親戚、上司などになって頂く場合が多いようです。
最近は「仲人なし」で結納をするケースもあるようですが、お見合いの縁をとりもって下さった方が仲人の場合は、必ず先方にお願いしましょう。

結納

ポイント
●本人たちの都合、仲人の都合、両家の都合、日柄(大安の日の午前中が良いとされています)を見て、良い日を決めます。

●男性方が両親、仲人とともに女性宅に伺って行うのが、結納の古くからのしきたりです。
備考
◎結納品は、地方によって、かなり体裁が異なります。一般に、関東式はシンプルで価格も手ごろ。関西を中心とした西日本では豪華な結納品を用いるようです。
◎本人どうしの実家が異なるエリアにあたる場合は、結納品をどちらのエリアのしきたりで用意するのかは、基本的に両家で相談して決めますが、結納品は男性方が用意するので、男性方の実家のしきたりに合わせるのが一般的です。
別のページで結納について説明しています
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