お宮参り 食事

お宮参りとは赤ちゃんが生まれて一ヶ月の頃に近くの氏神様にお参りして健やかな成長を祈る儀式です。お宮参りの時期は地域によって異なります。一般的には生後一ヶ月を過ぎた頃に行うのが主流ですが、北海道や東北などでは生後一ヶ月頃のお宮参りをせず生後100日頃に百日詣りをする地域もあります。
ここでは最も一般的な生後一ヶ月頃のお宮参りの日の食事について解説します。
※参考ページ…「お宮参りの時期」>>
………このページの内容………
1.お宮参りの食事とは(ポイントなど)
  赤ちゃんとお母さんの体調に配慮、
  会食の席を設けるならできるだけ予約を(可能なら個室ヲ)
  お宮参りの食事会は必要?
2.お宮参りのお祝い膳(メニュー)
3.お宮参りの食事(費用、金額相場)
[参考ページ]
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 ※「お宮参りの赤ちゃんの服装」のページへ
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1. お宮参りの食事とは(ポイントなど)

お宮参りは地域によって時期が異なります。一般的には生後一ヶ月を過ぎた頃に行うのが主流になっていますが、北海道や東北など一部の地域では生後一ヶ月のお宮参りをせずに生後百日頃に百日詣りをする地域もあります。
生後100日頃は歯が生え始める時期で、「お宮参り」とは別に「お食い初め」という儀式の時期です。ここでは生後100日頃のお食い初めの食事ではなく、最も一般的な生後一ヶ月頃のお宮参りの日の食事について紹介します。
お宮参りの食事
お宮参りのあと、赤ちゃんと両親(父・母)が祖父母と一緒に会食・食事会をする場合の参考ポイントです。
配慮ポイント 補足説明
①赤ちゃんとお母さんの体調に配慮
  無理をして祝いの席を設ける必要は有りません。赤ちゃんとお母さんの体調を最優先しましょう。
②長時間の外出はしない
  この時期の赤ちゃんはまだ首もすわっていませんので、長時間の外出は避けるべきです。
真夏・真冬にの暑さ寒さ対策が必要なのはもちろんですが外の空気や多くの人との接触は極力避けるようにしましょう。
③会食の席を設けるなら出来るだけ予約を(食事会の予約)
  もし、自宅以外で会食の席を設ける場合には、予約の際にお宮参りのあとのお祝いの会食であることを告げると献立に配慮してくれるケースもあります。
④可能なら、和室、個室を予約
  自宅以外で会食・食事会をする場合、禁煙室であることはもちろんですが、和室なら赤ちゃんを寝かせておくこともできます。もし個室であれば授乳やオムツ替えなども可能です。
予約する際に、赤ちゃんのお宮参りのあとの会食であること(赤ちゃん連れであること)を告げ、個室の予約が可能か聞いてみましょう。周囲の目を気にせず授乳やオムツ替えができるだけでなく、逆に赤ちゃんが泣いたりした場合も周囲に迷惑をかけずに済みます。
また個室であれば気軽に写真を撮ったりすることもできます。

ホテル・旅館などでも個室を借りることができます。事務局スタッフの親族は旅館で個室(和室)を借りて食事会をしました。
⑤授乳室やおむつ交換が可能な設備のある店も探せる
  レストランやお店を探す際には、ネット上で
「授乳室」「ベビー休憩室」「おむつ交換可能」などのキーワードで検索すると、赤ちゃん連れにもやさしいお店を探すことができます。
但し、設備が充実したお店は店舗数がかなり限定されるため④の条件でも探してみましょう。
お宮参りの食事会は必要?
 

お宮参りの食事会は必要?…必須ではありません。赤ちゃんやお母さんの体調が優先です。外出は短時間で済ませてそのまま帰宅しても かまわないのです。真夏の暑い季節、真冬の寒い季節などは長時間の外出を控えたり、お宮参りの時期そのものをずらす地域もあります。

[下記は、赤ちゃんとお母さんの体調良好という前提です]
お宮参りに両家の祖父母またはいずれかの祖父母も一緒にお参りした場合には、外食・自宅問わず食事会をするご家族が大半のようです。食事の支度などを考えると外食の方がお母さんの負担が少ないでしょう。 自宅で食事会をする場合にはケータリングや出前を利用するなどお母さんの負担軽減の工夫をしましょう。

祖父母が遠方にいる、あるいは日程的に祖父母の都合がつかないなどの理由でお宮参りに赤ちゃんと両親だけで出かける場合には、お宮参りの後の食事会をする、しないは両親の自由です。久しぶりの外食はお母さんの気分転換にもなりますのでお祝いを兼ねて外食も良いでしょう。

その他
 

予期せず、その場の流れで外食をすることになるケースもあります。
外出先での授乳に備えて下記を持参しましょう。

・授乳ケープ(母乳の場合)
・哺乳瓶、粉ミルク(ミルクの場合)、
 ポット・水筒に熱湯(調乳用水)と、適温までミルクの温度を下げるために加える調乳用水

紙おむつは忘れず持参しましょう。
ウェットティッシュ、除菌用ティッシュなど。

2.お宮参りのお祝い膳(メニュー)

生後1ヶ月の頃に、お祝いの席を設ける場合の献立の例をご紹介します。

お宮参りのお祝い膳(メニュー)
赤ちゃんは母乳・またはミルクの時期です。
赤ちゃんの両親、祖父母の他に仲人や親族、ごく親しい人でお祝いの会食を行うことがあります。
外食にこだわらず、自宅でお祝いの席を用意しても良いのです。献立に決まりはないのですが、おめでたいもの、縁起の良い物が好まれます。献立の例をご紹介します。
メニュー例 説明
ご飯
  お赤飯 お祝い事にお赤飯が用いられます。

赤ちゃん以外の子供が同席する場合には、赤いおこわ、白いおこわの紅白おこわの形で用意するのも慶事らしさが出ます。
紅白おこわ
縁起物
  海老 腰が曲がる海老は長寿を表す。赤ちゃんが長生きするようにという願いをこめた献立
鯛にこだわらず尾頭付きの魚でも良いでしょう。 鯛は「めでたい」との語呂合わせで用いられます。
ちなみに尾頭付きの魚は「尾も頭もついた完全な形の魚」を表し、祝いの膳やお祭りの日等に用いる献立であり、その最もめでたい形が尾頭付きの鯛となります。
縁起の良いものの例として、鶴亀の形、紅白の色、松竹梅、宝袋・宝船などがあります。盛りつけや献立に取り入れます。

紅白を活かす献立例)紅白なます、紅白いくらのとろろ芋和え
お宮参りのお祝い膳(メニュー)つづき

下記は伝統的な和食・日本食に欠かせないものとして紹介します。
季節感のある材料を用い、盛りつけや切り方を工夫する事ですばらしいお祝いの献立になります。

その他の代表的な献立
  煮物 バランスの良い献立になる。旬の野菜、季節感のある材料を用いる。
昆布は「よろこんぶ」の語呂合わせとして用いられることもあります。
酢の物 バランスの良い献立になる。
香の物
汁物 改まった席にはすまし汁が用いられる。季節感のある椀種などを工夫。

[はみだし情報:祝い膳の宅配]

赤ちゃんを連れての外食は大変です。しかし、だからと言って自宅でのお祝い膳も、掃除、準備、料理、片付けなど一連の手間を考えると本当に大変…そんなパパとママのために、最近は祝い膳の宅配サースが利用できるようです。ネットで「祝い膳 宅配」「お宮参り 祝い膳 宅配」あるいは「祝い膳 仕出し」といったワードで検索してもいくつか見つかりますが、赤ちゃん連れであることを気にする外食よりもラク、というご家族には好評のようです。
内祝い、挨拶品について
以下は、会食の献立とは別に内祝いやご挨拶の際に配る品として良く使われるものです。
祖父母が遠方におられる場合には、(お宮参りの記念撮影などをした場合には)写真を一緒にお渡しすると更に喜ばれます。

表書きは「内祝」となりますが、これはお祝いを頂いた方へのお返しという意味ではなく、赤ちゃんの誕生を祝う気持ちや、まずは1ヶ月間を健やかに過ごしたお祝いのしるしとして配るものです。従ってお祝いやご祝儀を頂いた相手に限らずお配りして構わないものです。

地域によっては親族だけでなくご近所にお配りする事もあります。
丁寧にする場合には、赤ちゃんの名入りの重箱にお赤飯を詰めて内祝いとして親族に持参するご家族もあるようです。
挨拶品の例 説明
ご挨拶品
または
内祝
お赤飯 お祝い事にお赤飯が用いられます。
紅白饅頭 紅白鶴の子餅、紅白鳥の子餅、紅白丸餅など地域によっても異なります。

3.お宮参りの食事(費用、金額相場)

お宮参りの後の会食の費用について解説します。
お宮参りの食事の費用

●お宮詣りの後の会食の費用相場
神社の別棟などで会食の席を予約できることもあります。昼食であれば一人当たり3,000円クラス(松花堂弁当タイプ)、会席料理を予約するのであれば一人当たり5,000円〜8,000くらいです(いずれも昼食)。

お宮参りのあとの食事の費用について、例えば祝い着(掛け着)を母方の実家が用意した場合には、父方の実家が会食の費用を持つなど両家のバランスがとれるようにします。

現代ではベビードレスでのお宮参りも多くなっています。両家の祖父母からお祝いをあげる場合、会食があればその分も見越したご祝儀を包むようにします。金額の相場・目安は5,000円〜ですが、会食があれば10,000円程度

会食と言っても外食にこだわる必要はありません。自宅で用意した場合に包むご祝儀の金額の相場・目安は3,000円〜5,000円程度

●お宮詣りの費用や、食事代は誰が払う?

お宮参りの際の費用(神社への謝礼)や、食事・祝い膳の費用は誰がいくら払わなくてはならないという決まりはありません(支払いは誰がするという決まりはありません)。
そもそも赤ちゃんの両親だけでお参りするケースもありますし、父方の祖父母だけが付き添うケースや、母方の祖父母だけが付き添うケース、両家の祖父母が付きそうケース、両家の祖母が付きそうケースなどさまざまです。仕事の都合や健康上の都合、あるいは遠方に暮らしているなどの事情からお宮参りも様変わりしてきているのです。
基本的には両親と両家の祖父母が話し合って決めます。地域によっても異なりますが例えば以下の様なかたちがあります。良く話し合って自分たちのスタイルに合ったものを選びましょう。
「お祝い着を母方の実家で用意し、祝い膳の費用(支払い)は父方の実家が持つ」
「お宮参りや記念撮影の予約全般について、手配も費用(支払い)も基本的には赤ちゃんの両親が行う。両家の実家からはご祝儀を包む」
「両家ですべて折半する」

※参考ページ…お宮参りのお祝い・のしの書き方のページ>>>

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