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一周忌の香典とマナーのページ。
故人が亡くなってからちょうど一年めの一周忌には法要を行い僧侶による読経のあと焼香が行われ、最後に食事がふるまわれます。ここでは一周忌の香典の金額・相場とマナーを解説します。孫・孫夫婦から祖父・祖母へ、子・子夫婦から父親・母親へ、その他の親族・親戚の場合などケース別に紹介します。なお、一周忌を過ぎると次第に参列者は身内、遺族や親族のみになっていきます。
………「一周忌の香典」のページの内容………
1.一周忌について
2.一周忌の香典 金額相場
3.一周忌の香典 表書きとマナー
[参考ページ]
※…一周忌 法事法要の準備と流れ >>>
※…一周忌 香典のお返しのページ >>>
※…一周忌のお供えのページ >>>

1.一周忌について

亡くなってからちょうど一年めの同月同日(「祥月命日(しょうつきめいにち)」を「一周忌」と呼びます。
一周忌には、親族以外にも、知人・友人などを招いて法要が行なわれます。
僧侶による読経や焼香など一連の法要の儀式が終わってからの食事の席をお斎(おとき)と呼びます。お斎(おとき)については、別ページでご説明しています。>>>

お斎(おとき)が行なわれない場合には、僧侶による読経終了後、施主が挨拶をする際にその旨を告げ、折詰めの料理と酒の小壜を用意し、引出物と一緒にお渡しします。
法事の常識・法要の常識については、別ページでご説明しています。>>>

このほかに、一周忌に合わせてお墓参りや納骨式(納骨していなかった場合)が行われることがあります。
なお、各年忌法要の日取りについては、一周忌のページで説明しています>>>

2.一周忌の香典 金額相場

香典の金額は故人とのお付き合いの深さや縁の深さによって変わります。いとこ同士、子供同士、孫同士で相談して金額を同額に揃えても良いでしょう。また、孫一同、といった形で香典袋をひとつにまとめることもあります。
香典を持参するケースとして想定される例には以下のようなものがあります。
一周忌のお香典の金額の相場 [単位:円]
故人との関係贈り手のあなたの年代とお香典相場
20代30代40代 50代以上
※ (A)故人と同居していた場合、(B)結婚するまでは故人と同居していた場合、(C)当初から故人とは別居の場合では金額が変わってきます。また義理の父母、義理の兄弟姉妹でも金額は変わってきます。

※ 一周忌のような節目の法事では法要をきちんと行うため、施主も引出物やお齋を用意する等の出費があり、出席者はその分を見越した香典を出すようにします。
法要に出席するか否かを考慮して金額を決めて下さい。
故人はあなたの祖父または祖母(あなたは故人の孫)
 3,000〜10,0003,000〜30,0003,000〜30,000 3,000〜30,000
故人はあなたの祖父または祖母(あなたは故人の孫夫婦)
  5,000〜20,000 5,000〜50,000 5,000〜50,000 5,000〜50,000
故人はあなたの父親または母親(あなたは故人の子)
  10,000〜50,000 10,000〜50,000 10,000〜100,000 10,000〜100,000
故人はあなたの父親または母親(あなたは故人の子夫婦)
  30,000〜50,000 30,000〜50,000 30,000〜100,000 30,000〜100,000
故人はあなたの兄弟姉妹
  10,000〜30,000 10,000〜30,000 10,000〜50,000 10,000〜50,000
故人はあなたの義兄・義弟・義姉・義妹
  10,000〜30,000 10,000〜30,000 10,000〜50,000 10,000〜50,000
故人はあなたの兄夫婦・弟夫婦・姉夫婦・妹夫婦
  30,000〜50,000 30,000〜50,000 50,000〜100,000 50,000〜100,000
故人はあなたの伯父・叔父・伯母・叔母(あなたは故人の甥または姪)
  3,000〜10,000 3,000〜20,000 3,000〜30,000 3,000〜30,000
故人はあなたの伯父・叔父・伯母・叔母(あなたは故人の甥夫婦または姪夫婦)
  5,000〜30,000 5,000〜30,000 5,000〜50,000 5,000〜50,000
その他の親戚・親類
  3,000〜10,000 5,000〜10,000 5,000〜10,000 5,000〜10,000
一周忌のお香典の金額の相場 [単位:円]つづき
故人との関係 贈り手のあなたの年代とお香典相場
20代 30代 40代 50代以上
※ 故人と特に親しい付き合いの無い場合には、親族以外は一周忌を過ぎると法事に参列することはほどんどなくなります。下記は法事の案内状が来る間柄の場合についての金額例です。アンケート人数はかなり少ないので参考程度になさってください。
友人・知人
  2,000〜5,000 3,000〜10,000 3,000〜10,000 5,000〜10,000
友人・知人(あなたは友人夫婦、または知人夫婦)
  5,000〜10,000 5,000〜10,000 3,000〜10,000 5,000〜10,000
隣近所
 2,000〜5,0002,000〜5,0002,000〜10,000 2,000〜10,000
仲人
 2,000〜5,000 3,000〜5,000 3,000〜10,000 5,000〜10,000

【ポイント】
子供一同、孫一同などといった形で包む時には、トータルの金額がキリの良い数字に鳴るようにします。特に4,9といった数字は「死」「苦」を連想するとして嫌われるため避けるのがマナーです。例えば、欠席する孫が3人で3,000円ずつ出すような場合には3,000円×3人でトータル9,000円で包むのはNG。少し足して一万円になるようにします。

また、同様に3人で5,000円ずつ出す場合にも5,000円×3人で、トータル15,000円のように端数があるのも好ましくありません。そんな時は
A案:3人が別々の熨斗袋に入れて5,000円ずつ香典を出す
B案:3人で1万円の香典を包み、端数の5,000円は連名でお供物を贈る。
C案:少し足して3名のトータルで20,000円として香典を出す

なお、一周忌法要への出席・欠席を問わず、香典の代わりにあるいは香典とは別に、お供物や供花などをお供えすることもあります。

3.一周忌の香典 表書きとマナー

仏教の場合は、四十九日を過ぎるとのし袋の表書きが変わります。
一周忌は、もちろん四十九日が過ぎてからとなりますので、不祝儀を送る場合には、のし袋の表書きが「御霊前」から「御仏前」「御佛前」になります。もし葬儀以来一年ぶりに出席する場合には表書きを間違えないように注意しましょう。

お線香のあげかた、ご焼香のマナーについては別ページにて御紹介しています>>>
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1.お香典袋(不祝儀ののし袋)の表書き

御仏前

●仏式の場合(一周忌と言います)
のし袋の表書きは「御仏前」「御佛前」「御供物料」など

● 神式の場合(一年祭と言います)
のし袋の表書きは、「御神前」「御玉串料」など

●キリスト教式の場合(年ごとの儀式はありません)
ただし一年後には、ひとつの節目として故人を偲ぶ会などを催すことが多いようです。
水引の無いのし袋に「御花料」などと書きます。

御仏前

下段にはフルネームを書きます。
ご夫婦の場合は、夫の名前だけでも良いのですが、故人とのご縁が深かった場合には連名にします。夫の氏名を中央に書き、妻の名前だけをその左側に書きます。
2.水引き
●仏式、神式の場合
黒白、双銀、藍銀、黄白の結び切りの水引きのものを用います。
 
3.熨斗袋へのお金の入れ方、マナー
・お金の入れ方
二枚以上になるときは、お札の向きが同じになるように揃えて入れます

・お金の向き
不祝儀袋に関しては、お札の裏側が表に向くように入れるのが慣例のようです(悲しみで顔を伏せるという意味があるようです)。

・新札でも良い?
一周忌があることは事前にわかっていたことなので 基本的には新札でも良いとされます。しかしながら新札は不祝儀には向かないという考え方をする方もいらっしゃいますので、もし気になる場合は新札を入れる際に2つに折って折り目をつけてから袋に入れると良いでしょう。」
あまりにも汚いお札やヨレヨレのお札は、むしろ失礼にあたるので使わないようにするのがマナーです。

・なお、お札の枚数は4枚、9枚といった枚数が「死、苦」を連想させるとして嫌われるため避けるようにします。

4.一周忌のお供えものを手配する場合

一周忌のお供え物ののし紙の表書きは「御供」など。
水引きは、双銀、藍銀、黄銀、黄白の結び切り

一般的なお供え物としては、花、菓子、果物などのほか、法要のあとで参列者や遺族が取り分けられるものをお供えすることもあります。日持ちのしないものや、生ものなどは避ける方が無難でしょう。

最近では物をお供えする代わりに「御供物料」として現金を包んで持参する例も多くなっています。

5. その他の参考情報
キリスト教では
一年目に「記念ミサ」、プロテスタントでは、一ヶ月目に「昇天記念日」などの儀式があります。 香典の表書きは「御花料」「御ミサ料」
十字架の絵が付いたものまたは白い封筒もしくは不祝儀用の熨斗袋を用います。
・蓮の花の絵がついているものは、仏教専用ですので使えません。

神道では
式年祭と呼ばれる儀式があり、一年目には「一年祭」があります。
香典の表書きは「御玉串料」「御榊料」「御神饌料」
もし水引きのあるものを使う場合には黒白または双銀の水引きで結び切りのものを使います。
・蓮の花の絵がついているものは、仏教専用ですので使えません。
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