就職活動・転職時の「エントリーシートの書き方」求人応募する時の知識など

エントリーシートとは、企業が独自に用意した、求人・採用のための応募フォームまたは書類のことをさします。就活・就職活動をする際に、希望先の企業に応募するために書き込む応募用紙のようなもので、最も一般的なエントリーシートは、企業が自社ホームページ上において求人情報を掲載し、同時に応募者を募るものです。このページでは、エントリーシートに関する知識をご紹介します。
…このページの内容…

1. エントリーシートってなに?

2. 応募前のチェック項目

3. エントリーシートに入力する内容・項目
   (エントリーシートに書く内容・項目)

■ 1.エントリーシートってなに?

エントリーシートとは、企業が独自に用意した、求人・採用のための応募フォームまたは書類のことをさします。
最も一般的なエントリーシートは、企業が自社ホームページ上において求人情報を掲載し、同時に応募者を募るもので、統一された形式で応募者全員のデータを入手することができるため、採用担当者がデータ管理をしやすい、という利点があります。
特に学生を対象にした新卒採用においてエントリーシートを導入する企業が増えて来ています。
エントリーシートを導入しているほとんどの企業は、一次審査をこのエントリーシートによって行ないます。
全員が統一された形式でデータを入力するため、まずは第一関門である一次審査を勝ち抜くためには、いかに印象的、個性的に自分をアピールしていくのかが非常に重要になります。
また、エントリーシートに入力された内容をベースにして面接を行なう企業も増えつつあり、エントリーシートの重要性はますます高くなってきています。

■ 2.応募前に確認したいチェック項目

エントリーシートを送付する場合には、前もって下記の項目もチェックしましょう。
エントリーシートの要チェック項目
・事業所と転勤の有無
人生設計を考える上で、転勤の有無は、非常に重要なファクターです。
事業所は企業のホームページなどに記載されていますので、必ずチェックしましょう。
 
・待遇
下記の項目は必ず頭に入れておきましょう。
・休日・休暇
・勤務時間
・給与、昇給、賞与
 
・働き方
・近年は柔軟な勤務時間(フレックスタイム)を導入する企業も増えています。またテレワーク・在宅勤務等を導入している企業もあります。チェックしてみましょう。
・残業時間について、特別に記載がされていることもあります。注意してチェックしましょう。
・企業のホームページには掲載されていない情報ですが、いわゆるブラック企業かどうかを(可能な範囲で)チェックしてみましょう。ネット上で情報を収集することももちろん有効ではありますが、中には誤った情報も混在していますので注意が必要です。可能であれば信頼できる先輩に聞く等の方法をおすすめします。
・募集職種
どんな職種、どんな業務での仕事があるのか、チェックしましょう。  
合わせて、応募資格も必ず確認します。
応募資格には、必要な免許、資格、年齢などが含まれます。
   
・応募受付期限
学生の場合には、締切日を厳守しましょう。
中途採用の場合には、一般的に 応募締切日が明記されている場合でも、一日も早く応募(または送付)します。せっかく応募したのに、「すでに他の方の採用が決まりました」と断られてしまうことのないよう、場合によっては速達郵便などを利用し、少しでも早く送りましょう。  
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■ 3.エントリーシートに入力する(記入する)項目・内容

エントリーシートに入力(記入)する内容には、下記のような項目があります。
応募の際に注意したいことをピックアップしてみます。
エントリーシートの書き方
手書きのエントリーシートの場合は、黒インクのペンを用いて楷書ではっきりと書きます。
項目
 内容および書き方
氏名、フリガナ
 漢字変換ミスに注意して入力します。
「ふりがな」と書かれている場合はひらがなで、「フリガナ」と書かれている場合はカタカナでよみかたを入力します。
性別
 ラジオボタンやチェックボタンの場合はどちらかを選びます。
手書きの場合はいずれかに◯をつけるか男性または女性と記入します。
郵便番号
 特に指定がなければ半角で入力します。
住所
 マンション名、アパート名まで入力します。
学生の場合は休暇中の住所等を記載する欄があるケースもあります。
電話番号
 特に指定がなければ半角で入力します。
記入欄が1つしかなければ、自宅電話と携帯電話のうち、より連絡がつきやすい方を記入します。
E-mail
 ・通常、半角英数字で入力します。
・できるだけフリーメールは避けましょう。
・携帯のメールアドレスも避けた方が良いでしょう。
・迷惑メール対策中の方は設定の確認をしましょう。
 例えば、下記を排除するような迷惑メール防止設定があります。
1)パソコンから一斉に配信されるもの
2)info@***.**
というアドレスから配信されるもの
上記2つの設定は、ふだんは迷惑メール防止に有効ですが、この設定のせいで企業からあなたあての大事な連絡メールが届かないことも考えられます。
念のために設定を確認し、必要があれば設定変更をしましょう。
学校名、学部・学科・専攻につづく
エントリーシートの書き方 つづき
学校名省略せずに、正式名称を書きます。
学部・学科・専攻
卒業(予定)年月
 令和◯◯年◯月
または、◯◯◯◯年◯月  
年齢
 エントリーシート記入日現在の、満年齢を記入します。 
希望職種・希望職務
 総合職、非総合職のどちらの職務を希望するか、あらかじめ訊ねる企業があります。
総合職、非総合職の区別については、ほとんどの企業で、転勤の有無が関係してきます。
(一般的に総合職の場合は転勤ありです。)
募集職種が複数にわたる場合、営業、事務、総務、経理、研究、情報システム、生産系などの区別を入力または記入します。
希望勤務地
 複数の事業所を有する企業の場合
その他に記載する可能性のあるテーマ(企業により異なるテーマ)
卒論またはゼミなどの研究テーマ簡潔に、要点をわかりやすく記載します。内容を簡潔にまとめる力も、文章力です。
専門外の人が読んでも概要がわかるように書きます。ダラダラと書かないようにしましょう。
簡単なエピソードを添えると、より魅力的な内容になります。
紙のエントリーシートの場合はスペースの大きさを見て、バランス良く書きます。
文字が小さくなりすぎないようにします。
部活動やサークル活動など
  
学生時代に得られたこと
職務経歴
 中途採用、キャリア採用の場合のみ。
年代別に企業名と職務内容を記載します。
参考>>職務経歴書のページへ
資格・免許
 取得した年代別(取得見込みの年代別)に資格・免許を記載します。  
自己分析 につづく
その他に記載する可能性のあるテーマ(企業により異なるテーマ)つづき
自己分析
 あなたの長所、短所を簡潔に述べて下さい、といった形式のものがあります。
[記入例]
「粘り強い性格で、頼まれた仕事は最後までやりとげます。」
「スポーツをやっていた頃から、誰とでもすぐに仲良くなる明るい性格です。 」
[ワンポイント]
短所を書く時には注意が必要です。業務遂行能力が疑われるような短所を書いていませんか?
採用する立場から見て、疑問を抱くような短所を書くのは考えものです。ここは戦略上、あえて短所を書くとしたら…という内容にとどめましょう。
趣味・特技
 むしろ「特にありません」と記入するほうがマイナスだと思われます。
特にきまりはありません。あなたの個性を自由に表現しましょう。 
自己PR
 

[例文]
新卒応募の場合は、
「貴社で自分の可能性を試してみたいと思います」
「持ち前の明るさと探究心を存分に発揮してがんばります」など。

中途採用に応募する場合は、
「これまでの経験を存分に活かし、貴社のお役にたてるものと確信いたします。」など
[ワンポイント]
働く意欲のほかに、なぜその企業に応募したのか(志望動機)も書き添えると、ひと味違った内容になります。
自分をアピールできる貴重な欄です。
これまでどんなこと(または職務)を経験して来たのか、
あなたには、どんなことができるのか、
なぜ、その企業に応募するのか、
どんな仕事をしたいのか、
を記入します。
どうしても書きにくい、という人がいます。そのような場合でも、特技や好きな学科を書く等、空欄にならないようにします。
(記入例)好きな学科:音楽、体育(部活動/テニス)。スポーツと音楽が大好きで、人付き合いの良い、明るい性格です。責任感が強く、与えられた仕事は最後までやりとげます。 常に問題意識を持ち、業務の改善などについても積極的に提案します。
など

その他の要望
 

資料請求
見学
質問など 要望があれば記入しましょう。
[例文]
インターンシップの◯◯コースが第一希望ですが、◯◯系にも興味があります。もし◯◯コース以外のインターンシップのご計画がおありでしたら教えて下さい。